三味線のお稽古をしているので、時々、長唄の発表会も見に行きます。
そうはいっても、私は長唄自体はあまりよくわからないし、はっきり言って、途中で寝てしまうこともあるの。
それでも、三味線は見ているだけでも参考になります。上手な方の三味線の持ち方や、ばちの使い方、腕の動きなどを見ています。
ときどき、私の知っているフレーズがあると、嬉しくなります。
これは、市内の某近代的劇場で行われた長唄の発表会のパンフレット。
このあたりには、某有名建築家が建てた建物がたくさん並んでいるのだけれど、私はどうもこの新しい町がなじまめないの。
コンクリート打ちっぱなしの建物は、おしゃれかもしれないけれど、人間の行動を無視しているようで、使いにくいわ。何しろ、劇場のトイレに行くのにも、分かりづらくて、苦労するのよ。
ちなみに、ここは劇場の近くにある商業施設なのだけれど、やはり某有名建築家のデザインのようですよ。私の税金がこの町の開発のために使われていると思うと、どうも気になるわね。
このあたりに昔から住んでいる人は、この町の変化をどんなふうに思っているのかしら。
ちょっと長唄とは関係のない話になってしまったけれど、でも演奏するにも、演劇をするにも、発表の場と言うのは大切ですよね。
一方、こちら ↓ はお隣町の劇場です。
昔ながらの建物だけど、抵抗感がなく、なじめます。
ださいといえばダサいけれど、トイレなどの場所も分かりやすいし、広々としていて気持ちいいの。
10月のある日の演奏会。出演者はお隣の市のみなさんです。
金屏風の前で演奏。お囃子も入って、にぎやかでした。
手前の鼓の方は、80歳以上に見えたわ。
「神田祭り」を演奏しているところです。みなさん、お元気そうでしたよ。
4 件のコメント:
せんがわ劇場は、まだ一度も行ったことがないの。この街はお洒落な建物がある一方で、下町っぽい通りもありますよね。
演奏会のメンバーの中には、かなり年を重ねた方もいらっしゃいますね。いつか、としちゃんが発表会に出るときには、ぜひ見に行くからね。
マサさん、仙川はいろんな表情のある街ですよね。北口のほうのごちゃごちゃした商店街など、好きですけど。
この長唄発表会は真ん中あたりを写したので、ベテランさんが多いけれど、端っこのほうには、若いお嬢さんのような方もいらっしゃいましたよ。みなさん、きりりとしているわね。
としちゃんのお三味線ももうずい分腕が上ったことでしょうね!
秋は色んな発表会が多いですね。
お年をとられても皆さん姿勢正しく素晴らしいね。
私は膝がいたくて正座が苦手だなぁ(泣)だから困ることが多いです。
さとさんは座るのが苦手なの?
私は普段は椅子の生活ばかりですけれど、三味線のお稽古の時は、正座をしていても苦にはならないわ。不思議ね。法事のときなどは座っているのが嫌なんだけど。
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