今年最後の宇治金時は、鎌倉の有風亭▼というところにしました。
このお店は、着物つながりの広島の方から教えていただいたのですが、ここは茶房だけではなく、着付けや着物レンタル、それに人力車など、幅広く利用できるお店でした。
お庭を通って茶房まで行きます。
お部屋の窓にはお琴が置かれていました。
いい雰囲気ですね。
お茶菓子の数々。お抹茶と一緒に頂けます。
中に入ってみると、ちょうど横浜から来たという花婿さんが着付けの最中でした。
結婚式は来月だそうですが、その前に写真撮影をされるとのこと。
とてもかっこよかったので、写真を撮らしていただきました。ありがとうございます。
こちらは花嫁さんが着用するという着物です。
花嫁さんはちょうど美容院でヘアセットをされているとのこと。
その間、花婿さんやご家族の方とおしゃべりして待っていました。
とてもお幸せそうな様子でした。
その後は、静岡からいらっしゃった若い女性が着付けを頼まれました。
とても鮮やかなグリーンの御所車の着物に白い帯。
伊達衿と帯締めのオレンジがアクセントですね。
私も着付けの一部始終を見させていただきました。参考になりますね。
背が高くすらっとしているので、派手な色のお着物がとてもお似合いでした。
着物姿で鎌倉を散策されるとのこと、いいですね。
私も図々しく写真を写してもらいました。
掛け軸の前で、ちょっとおすましです。
さて目的の宇治金時です。
まずは切子のグラスでお冷が出てきました。
素敵な心遣いですね。
はい、宇治金時!
抹茶と小豆がたっぷりです。
普通のかき氷は、細いグラスに盛り付けてあるのですが、それでは食べにくいというので、平たいお皿に乗っていました。これは嬉しいですね。
写真には撮りませんでしたが、お代りのお抹茶もたっぷりと付いていて、最後の一滴まで味わうことができました。
最後には暖かいお茶とお漬物もありました。
今年いただいた宇治金時のベストです。
有風亭の女ご主人の青木いづみさん。
女将さんとお呼びすればいいのかしら。
優しいお人柄と、おもてなしの気持ちに満ちていらっしゃる方で、本当に素敵。
まずは後ろ姿ですが、桔梗の帯が今の季節にぴったりですね。
着付けもお茶のご用意も、すべてされてお一人でされていらっしゃいます。
一緒に写真を撮っていただきました。
私の着物はだいぶ襟元が崩れていますね。
それにすごい色黒・・・。
着物美人と一緒だと恥ずかしい。
有風亭ではしあわせカップルや、お若いお嬢様の着物姿にうっとりとしてきました。
若い方の着物ってほんとうにいいですね。
青木さんのおもてなしの心が伝わってくるこのひとときと空間は、最後の宇治金時を求めて鎌倉まで出かけたそれ以上の感激がありました。
お庭に咲いていた朝顔。
またご縁があったらお邪魔したいところです。
有風亭を後にして、今度は鎌倉小町を歩いてみることにしました。
(この項、続きます)
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