ちょっと気になる帯があったのです。
それで実物に触れてみようと、若者がひしめく原宿へ。
目的地は、ラフォーレ原宿で期間限定で開かれている「ろっこや」▼のお店。
このお店の商品は海外の生地を上手に使い、和の世界を広げる斬新なデザインのものが多いのです。
今回は玉虫色の兵児帯。
ネットで見て、ワクワクしていたのですが、完売されてしまったとのことで残念でした。
他にも、墨流しというのでしょうか、ピンクの手描きのとても素敵な帯がありましたが、お値段がかなり張ったので、ちょいと諦めました。
その代わり、新作の浴衣を着せていただいて、楽しんできました。
こちらはケルティック模様というもの。ピンクもありましたが、さすがにおばあさんには無理なので、白地に紫のパターンです。
私には、ちっと大柄過ぎるかな。
でも紫に黄色が効いていて、可愛かったですよ。
上から写されたので、頭でっかちです。
着物の上から着ているので、ぶっくりしています。
私には、ちっと大柄過ぎるかな。
でも紫に黄色が効いていて、可愛かったですよ。
上から写されたので、頭でっかちです。
着物の上から着ているので、ぶっくりしています。
こちらはアフリカンテイストの生地を使った浴衣。
模様の柄合わせがうまくできていて、身体のサイドラインがすらりと見えました。
着る前はかなり派手かと思いましたが、着てみると意外と似合うかも?
だてにアフリカに3年も住んでいたわけではないでしょう。
かなり気に入りましたが、着物や帯をした上に着ても大きかったので、直接着たら大きすぎるかな。
Sサイズ、作ってほしいな。
(この件、ろっこさんからSサイズもありますよ、とのお返事あり。)
ただし夫に言わせると、「これは着物に着られたらダメだな。堂々として着ないと。それと着て行く場所と相手を選ぶ着物だな」という意見でした。
たしかに~。
その後、新宿に行って帯をあれこれ探しました。
半巾帯も見たのですが、どうもしっくりしないというか、私はチビのため、今の半巾帯は幅が広すぎて、ダメなのです。
ほとんどの商品は幅が17センチもあるので、胴体に巻くと、かなり息苦しい感じ。
たまたま地下道の中に、期間限定のお店が出ていたので、ちょっと寄ってみました。
かなり個性的な店主(私と同年齢くらい?)がいらっしゃいました。
半巾を売っているお店なのに、
「私は着物も帯も、絹か麻しか着用しないのよ。半巾もしないの。それでいつもお太鼓。足袋は履かないで素足で下駄なの」と、あれこれとご意見を主張されていました。
「はぁ、そうですか」とテキトーに返答しておきましたが、売るよりも着るほうが楽しいタイプの方なのでしょうね。
でもセンスはある方のようだったので、私は白と黒の千鳥格子のような模様のセオアルファの反物の写真を見せて、それに合わせる帯を相談したところ、
「新素材の着物ならポリの帯でもいいかも」と、こちらのきれいなブルーのポリの帯をすすめてくれました。
ラメ入りのブルーと、ナデシコ模様のミントグリーンの両面使いです。
問題の幅は16センチだったので、今のものにしては、少しは狭いですね。
私はポリの半巾を使うは初めてだと言うと、
「ポリの帯は絹に比べたら全然質はよくないけれど、あなたのように着物をきちんと着る人も、ポリでもたまには色を楽しむならいいかもよ」ということで、売る気があるのかないのか?
ということで、自然素材の帯とどのように違うか、ちょっと試してみようかと思います。
*****
この日の装い。
33度くらいの予想だったので、小千谷ちじみです。
ちょっと少女っぽい花模様ですが、構わないの。
帯はうたどんさんからのいただき物。
夏の名古屋帯はどうもオーソドックスなものが多いですね。
4 件のコメント:
アフリカの浴衣 とてもお似合いですよ。ご主人の答え合ってますね、でも
としちゃんならどこにでも大丈夫。
着物見つけ 帯見つけ 暑いですから気をつけて探しにでかけてくださいね。
お太鼓に素足に下駄のかた、面白いですね
そして、このミントグリーンを買われたのですね
なかなかの『やり手』じゃないですか(笑)
この帯は品質よりも色、ということだそうですが
最近の化学素材はとても品質が良くなっていると聞きます
また着姿をお披露目くださいね、楽しみにしています
うたどんさん、こんにちは。
熱中症になったのでしょうか?
野球の応援とかで、お疲れになったかも。
私は自由気ままに過ごしておりますので、ほとんど疲れも感じません。
アフリカンテイストの浴衣、女性には好評なんですけどね。
男性は保守的かも。
siroajisaiさん、こんにちは。
そうなんですよ、かなりのやり手のおばさんでした。
お客様相手に好きなことを言って、それでも買わせるなんて、
才能と魅力が必要だと思いますね。
してやられたり、といった感じでした。
白黒の着物は来月くらいにできあがってくるので
私も楽しみにしているのです。
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