2020年1月16日木曜日

楽しい帯、買っちゃいました!

帯は手持ちのものがありすぎて、なんとか減らそうと思っているところなのですが、どういう風の吹き廻しか、また一本増えてしまいました。

というのも、出かけた先の着物屋さんで、
「反物の巻き付けの練習台になっていただけますか」と言われて、
「どうぞ」と言うと、反物を着物のようにしてもらいました。
一枚の布をうまい具合に巻き付けていますね。
左は、着物屋さんの先輩スタッフさん。
(私の顔が腫れています!)


こちらの反物は、お召だそうですが、淡い水色やピンク、紫などが格子状になっているものです。
反物そのものは、特に気に入ったわけではないのですが、合わせてもらった帯がとてもユニークでした。

「どんな帯が良いかしら」とお店の方に選んでいただきました。
私は、生き物や人形などは苦手なのですが、面白い帯を見つけてくれました。

前はこんな感じ。
船と、地図です。
アジア大陸、日本の地形もちゃんと見えます。


後はこんな感じ。
たれ先は、波にいかりです。


手先には鍵が描かれています。
宝の箱でも開けるのかしら。


海に瓶が浮かんでいたり、どくろマークがあったり。


そして一番気に入ったのは、昔、私が住んでいたアフリカ大陸もちゃんと描かれていたことです。

これが決め手になりました!

写真では色がよく分からないかもしれませんが、黄土色のような色です。
黒い着物にも、緑や青の着物にも、意外となんでも合わせられそうです。
おまけに絹なのに、お値段もお手頃でした。

お店のみなさんも、お世辞とは思いますが、「似合う似合う」と褒めちぎっていただいたので、つい私の手元に来てしまいました。

あれあれ。

帰宅してすぐに締めてみました。
着物は、その日、着ていたままですので、ちょっと合わないかもしれませんが。

帯揚げは、船の色に合わせてトルコブルーにしてみました。
帯締めは、帯と似たような焦げ茶色。


後はこんな感じ。
長さが微妙な帯ですが、なんとか工夫して絵柄を出しました。


私は、帯の柄には、犬、猫、鳥、人形などの具象模様は苦手でした。
それで花柄か抽象柄ばかり選んでいて、具象ものは敬遠していました。
でもお船なら大丈夫。

遊び心が満載で、とても楽しい帯です。
京都の「WAKKA(ワッカ)」▼という会社の製品だそうです。

選んでいただいた「きもの都粋日比谷シャンテ店」▼のみなさま、ありがとうございました。

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この日の装い。

黒白赤の細かい千鳥格子のリサイクル着物です。


帯は久しぶりに登場した黒に花柄。
これは厚みはないので楽なのですが、二重太鼓用の帯なので、あまり登場していませんでした。




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