これまで深大寺の水生植物園▼や、南平の多摩丘陵▼の野の花巡りに参加してきましたが、昨日は地元の多摩川を歩いてきました。
前日から土砂降りの雨が降り、これでは無理かと思い、不参加を決めていましたが、朝になると雨も小やみになっていました。
それでとりあえず集合場所に行ってみました。
引率役の先生はいらっしゃいませんでしたが、集合した6人で多摩川を歩くことにしました。
どこへ行こうかと相談して、多摩川べりを歩くことにしました。
みなさん、リュック姿ですが、私はリュックは苦手なので、普通のショルダーバッグでした。
駅から多摩川へ続くこの道は、コロナ禍の自粛中、毎日のように歩いた道なので、よく知っているところです。
とはいえ、自分だけで歩いていても、なかなか草花の存在には気づかず、また名前も分からないのですが、先輩方のおかげでいろいろと知識が深まりました。
みなさん、植物や鳥のことはとてもよくご存じの方ばかりでした。
今日ご紹介するのはほんの一部です。
あまりに多くの草花の名前を書きだしても、覚えきれないので、気になったものだけ挙げてみます。
まずは駅の近くの道端で見つけたこちら。
「アオビユ」というそうです。
シソの仲間のような感じでした。
多摩川へやってきました。
私が気になったのは、こちらの黄色い小花。
コスモスのような感じの可愛い花です。
「ハルシャギク」というそうです。
あたり一面に咲いていました。
白い小花が可愛い。
「メリケンムグラ」
名前からすると、アメリカからやって来た外来種なんでしょうか。
こちらはあちこちで見かける植物で、葵の御紋のような葉が目立ちます。
これは「クズ」でした。
先端のところは天ぷらにしていただくと、おいしいのだとか。
花も可愛いのが咲くそうです。
こちらも街角でよく見かけますが、なんと「ウド」だったのでした。
知らないということは恐ろしいことですね。
こちらは「ツユクサ」ですが、花びらが2枚しかないのですね。
この花は一日限りの花なのでした。
受粉方法も詳しく教えていただきました。
自然の法則は素晴らしいものだと思いました。
前日の大雨のためか分かりませんが、河原には蝶や小鳥がたくさん飛び交っていました。
野の花巡りのメンバーは、幻の花?ともいうべき「ウマノスズクサ」を求めて多摩川サイクリングロードをずっと歩きました。
ラッパのような形をした花だそうです。
調布市と府中市の境のところまで歩きましたが、結局見つかりませんでした。
かなり川のすぐ近くの岩場も歩きましたが、みなさん、とても足腰が強くてお元気でした。
ちょっと歩いては、草花を見つけ、うんちくをあれこれと教えていただきます。
みなさん、とても熱心です。
最後はバスで戻る予定でしたが、そのバスは30分に一本しか来ないので、結局また歩いて戻りました。
先生はご不在でしたが、先輩方に教えていただき、楽しく散策できました。
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「一日一句」
梅雨上がり花の名覚え歩く道
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