昨日、10月10日は、前の東京オリンピックの開会式だった日で、かつては「体育の日」でした。
どうしてこの日が開会式に選ばれたかというと、10月10日は「晴れの特異日」だったからです。晴れの確率が高かったのですが、昨日は伊豆大島では台風14号の大雨に見舞われました。
1964年当時は、私は中学3年生で、前日まで奈良・京都に修学旅行に行っていました。「ひので号」という修学旅行専用列車で帰宅した日は大雨で、「明日のオリンピックは雨だろうな」と思いながら、床についたのを覚えています。ところが翌日、目を覚ましてみると、信じられないほどの青空が広がり、開会式ではハトが飛んでいく姿をテレビで見つめたものでした。
もう今から56年前のことになるのですね。昔のオリンピックを知っている人も少なくなってきたことでしょう。
2020年に開催されるはずだった東京オリンピックは、ご存じのとおり、コロナのために開催が来年に延期となりましたが、今の私は、今度のオリンピックに対しては、子供の頃のような思い入れはあまりありません。
それは年齢によって、ビッグイベントに対する関心も異なってくるためかもしれませんね。
話は変わりますが、うちのすぐ近くに洋風植物園があります。季節ごとにいろいろなイベントを開催していますが、今はハロウィンのイベントをしているようです。
園の入り口にはいろいろなお化けが並んでいます。
ハロウィンはここ10年か15年くらいの間に定着したイベントだと思いますが、一般化された時、私はすでに中年になっていたし、私の子供も中学生くらいになっていたと思うので、親子とも、ハロウィンにはそれほど関心はありませんでした。ごく一部の人たちだけが楽しむ行事だったような記憶があります。
それが今や、幼児や小学生の子供たち、またその親たちにとっては、ハロウィンは日常的なイベントになっているのでしょうね。
またお菓子屋さんや洋服屋さんなどなども便乗商売をしているようです。
彼らが大人になった時は、このちょっと気味悪いイベントも、楽しい思い出として残るのでしょうね。
今年はコロナ禍でのハロウィン、どのようになるのでしょう。
さてハロウィンは10月31日だと思いますが、「ハロウィン」も俳句の季語として使われているようですね。
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「一日一句」
大雨の秋の台風無事祈る
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