先日、渋谷の東急文化村のホールで楽しいピアノのコンサートがありました。だいぶ前にチケットを購入していたのです。
ジャズの山下洋輔さんと、ショパンの名手横山幸雄さんによる二人のコラボでした。
山下さんは即興派で自由に弾き、横山さんは正統派らしく譜面を前にして弾いていました。
とても自由で楽しいコンサートでした。
二台のピアノを向き合わせに配置して、弾いていました。
知っている曲ばかりでよかったです。
最初はベートーベンの「運命」
次はラベルの「ボレロ」
ショパンの「英雄ポロネーズ」と、「ノクターン」
グノーの「アベマリア」
最後はガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」
どの曲も素敵でしたが、中でもアベマリアが最高で、ジーンと来ました。
かなり長時間の演奏でしたが、山下さんは79歳というので驚きました。衰えは感じられなかったです。
お二人の会話も楽しく、それぞれ尊敬しあって弾いている様子が、とても良い感じに伝わってきました。
満席のお客さんも、喜んで拍手を送っていました。
ただし私が安い席を取っておいたせいもありますが、このホールは階段が続き、年寄りには辛いところです。お隣のおばあさんなど、這うようにして席までたどりついていました。
コンサート終了後の渋谷の町は、ハロウィン前日ということもあり、ものすごい人混みでした。こんな人の群れは、2年ぶりくらいに遭遇しました。
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この日の装い。
リサイクルの大島紬。斜めのストライプです。今シーズン初めての袷でした。
帯は、福袋の中に入っていた綴れ帯。着物の裏地の色に合わせました。
出かける時は、これにショールをしていたのですが、暑くて困りました。20度以上の日は、まだ単でも良いのかもしれませんね。
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「一日一句」
行く秋や 心にしみる「アベマリア」
2 件のコメント:
面白いコンサートを見つけたのですね。
山下洋輔は母のお茶の先生の息子さんだったので、いろいろ話を聞いて
親しみがある人です。横山幸雄は聴きに行ったことがあります。
とても楽しそうで、よかったですね。
少し前に高校の家庭科の洋裁のことが書かれていますが、私あの頃は祖父母の
家にいたので宿題のスカートだったか覚えていないのですが、わからなくて
としちゃんのお母さまに教えていただいたことがありました。懐かしく
思い出しました。
まぁ、山下洋輔さんのお母さんは、お茶の先生だったのですか。
心のおもむくままに、軽快にピアノを演奏されていましたね。
そういえば家庭科ではスカートを作らされましたね。私はファスナー付けが分からずに母に手伝ってもらったのですが、カンカンにも教えていたのですか。覚えていませんけど〜。
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