2021年12月10日金曜日

戸籍を辿る旅《不忍池》

今回のブログは、上野にある台東区役所まで出かけたついでに寄った、不忍池にかかる橋についてのお話です。

台東区役所は、上野駅近くにあります。

ただしいつも利用している公園口とか不忍池口ではなくて、浅草口という出口から出たところにあります。道路を横切ると、背の高い建物が見えました。

役所内は広々としていて、さすが上野のある台東区だけあって、芸術品の展示コーナーや土産物コーナーもありました。

さて用事を済ませて、どこか近くに川は流れていないかと地図を眺めましたが、上野にはあまり川はありませんでした。それでもどこか水のある場所に行きたいと思い、それなら不忍池しかないと思って、駅の反対側の方へ向いました。

上野公園はまだ紅葉が残っていて、特に銀杏はきれいでした。

不忍池には蓮の名残がありました。

これもなかなか良い景色ですね。

しばらく行くと、弁天堂が見えてきました。

すると今まではまるで気がつかなかったのですが、弁天堂に渡るまでの道には、古めかしい石橋がかかっていたのです。

わーい、橋だと思って近づいてみると、この橋は天龍橋という名前でした。

反対側の欄干を見ると、昭和5年に作られたのだということがわかりました。

実は私の父はこの近くで生まれ育ったのですが、大正9年生まれなので、橋ができたころは小学生だった頃ですね。

橋のそばでは若いカップルが撮影に夢中になっていたり、外国人が弁天堂を珍しそうに眺めていたりしました。

橋に刻まれた模様もいいですね。


その後はゆっくりとお散歩。
紅葉を楽しみました。




そしておしまいは、お楽しみの甘い物タイム。
こちらの「クリスマスあんみつ」をいただきました。ぎゅうひやあんこがたっぷりで、お腹いっぱいになりました。


上野は何回訪れても、楽しめるところですね。

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「一日一句」
冬枯れや 弁天池の 蓮の花



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