さて、師走の初日、南阿佐ヶ谷の杉並区役所から善福寺川を上流に向かって歩きました。
この日はとてもお天気がよく、師走とは思えないほどポカポカして暖かい日でした。
川の両岸は緑の遊歩道になっていて、両側には紅葉した木々が生い茂っていました。
赤い紅葉と、青い空が美しい風景。
こちらは黄色く変身した銀杏の木。木漏れ日がきれいでした。
こんな道をのんびりと歩きました。
最初の橋は、都立杉並高校近くの道から、善福寺川にかかる天王橋です。
そして児童橋、屋倉橋、せきれい橋、西田橋と続きます。
このあたりは、川の両岸は広く整備されていて、これなら昔のように、善福寺川が洪水になることはないでしょう。
本当はこの後に神通橋、というのがあるのですが、緑地は白いフェンスに囲まれていました。
神通橋は工事中に付き、通行止めで通ることができませんでした。
そのため、ぐるっと大回りをして歩いていたら、どうも迷子になってしまいました。
かりん広場というところをウロウロしましたが、どちらへ行ってよいのか、よく分かりませんでした。
ちょうどその近くで、おうちの庭掃除をされていたおばさまに、道案内をしてもらいました。とても親切な方でした。荻窪まで歩いて行きたいと言うと、びっくりされていました。
教えていただいた道をまっすぐ行くと、こんな素敵なアーチがありました。
このアーチをくぐり抜けると、おおやと橋がありました。大谷戸橋と書くようです。
この辺りは、なんとなく知っているところでした。
子供の頃、遊びに来たことがあるところでしたが、当時は原っぱだったところに、住宅がたくさん立っていました。
次の松渓(しょうけい)橋は、私の通った松渓中学の近くでした。中学生の頃は、渓という字が難しく感じられたものです。
その次は松見橋、春日橋と歩きました。
下の写真は、ちょっとびっくりした風景です。川のそばに生えている大きな木が倒れてしまって、まっすぐには通れなくなっていました。かなり昔からこの状態が続いているようです。なんとかくぐり抜けました。
忍川下橋、忍川橋。ここまでくれば、完全に地元です。目をつぶっていても歩けるところです。
ということで、川歩き、橋巡りはここで一旦中止にして、中央線の荻窪駅まで向いました。
こちらが通過した橋の一覧です。
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「一日一句」
落ち葉踏み 善福寺川を そぞろ行く
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