玉川上水の全行程を歩く人は、かなりいらっしゃいます。私も他の人のブログを参考にすることもありますが、みなさん、とても早足のようです。
玉川上水は羽村から四谷までおよそ43キロですが、それを2日間で歩く人もいるくらいです。
私など、1日に2キロくらいしか歩かないので、いったい何日かかることになるのでしょう。
それでも、今回、ようやくその終点に辿り着ました。
この日の足どりです。
なんと、新宿周辺だけで3回も歩いてしまいました。こんな人はいないでしょうね。
1回目は、葵橋を探したとき。
そして今回、3回目にしてようやく西新宿から四谷大木戸門に到着しました。
こんなドジな玉川上水歩きがあっても、よいでしょう。
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まずはまたまた西新宿へ。
京王デパートから出発です。
ルミネの前を通り過ぎ、
バスタ新宿を通り過ぎました。このあたりは、しょっちゅう通っているところなので、気楽でした。
車の通る陸橋、何て言う名前だったかしら。この下にも、玉川上水が流れていたのですね、とのぞきこんでみました。
画材や額縁で有名な「世界堂」を通り過ぎ、
そして新宿御苑へ行く道をまっすぐ進みます。
新宿御苑の中には、かつての玉川上水だったところが緑道になっているのです。
ところがです。なんてことか、この日は月曜日のため、新宿御苑は休みだったのです。すっかり忘れていました。
苑内の道に入ることはできないので、仕方なくそばの公道を歩きました。
こちらが昔の新宿門です。風格がありました。
道端にはこんなかわいいお花もありました。
もう少し歩きました。1キロもありません。
はい、大木戸門へ到着。ここが玉川上水の終点です。
すぐ近くには、東京都水道局新宿営業所がありました。かつて玉川上水の終点だったところが、今は水道局のビルになっているのは、面白いですよね。
こちらは少し見にくいのですが、「水道碑記」です。昭和5年に立てられたようです。高さが460センチもあるものでした。漢字ばかりでした。
「四谷大木戸跡碑」もありました。
ようやくたどり着いたのでした。
私が歩いたのは、玉川上水のまだ全体の半分くらいですが、とても嬉しかったです。
おまけにこの日は、四谷で三味線演奏会を聞く用事があったので、訪問着で歩いていたのです。
玉川上水を歩く人は多いかもしれませんが、着物で草履で歩く人は少ないと思います。それだけは自慢したいな。
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「一日一句」
年末も 上水辿って 町を行く
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