去年の暮の話ですが、こちらの演奏会に行ってきました。
「舞台芸術および古典邦楽に希望を灯す会 第一回企画公演 時をこえる邦楽」という演奏会でした。
私の三味線の先生も出演されるというので、お弟子さん仲間もご一緒しました。
会場は紀尾井小ホール。実はこの日は、演奏会の前に新宿から四谷まで歩いて行ったのです。
邦楽や洋楽のジャンルを超えた曲もありました。
本当に素晴らしい演奏で、とくに「勧進帳」には圧倒されました。演奏は男性ばかりでしたが、唄、三味線、大鼓、小鼓、笛と揃っていて、とても迫力がありました。最後の「瀧流し」の部分は、あまりのすごさに唖然としてしまったほどです。私たちが弾く「瀧流し」と同じ曲とは思えないほど素晴らしくて、会場の拍手も鳴り止まないほどでした。
会場には粋筋のお姉様方もたくさんいらっしゃっていて、その美しさには目を見張りました。着物や帯はもちろんのこと、ヘアスタイルやお化粧がまるで違っていて、華やかさに満ちていました。マスク姿でしたが、匂い立つような美しさがありました。
演奏が終わって外に出ると、ホテルのイルミネーションが美しく輝いていました。クリスマスは終わったけど、カラフルに変化してきれいでした。
この日の装い。
帯は黒×ゴールドの市松模様。
白×シルバーのほうが良いかとも思いましたが、こちらは最近あまり登場していないので、黒ベースの方にしました。
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「一日一句」
南天の 実を身にまとい 三味の会
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