2022年1月25日火曜日

「清川泰次 水のある風景と昭和の人々」

世田谷美術館には、分館があることはご存知ですか?

私は分館の存在は知りませんでしたが、世田谷区内に3館の分館があるのです。

たまたま地元の図書館で、世田谷美術館分館の「清川泰次記念ギャラーリー」で、「水のある風景と昭和の人々」という写真展があることを知りました。

面白そうだと思い、先日、分館のある世田谷区成城を訪ねました。

うちの近くから小田急バスに乗って、小田急線の成城学園駅まで行きました。

ちなみに世田谷美術館の本館(?)は、世田谷区用賀から徒歩で20分ほどかかり、バス便も少ない非常に微妙な位置にあります。

分館は、成城学園駅から数分歩いたところにありました。

こちらの分館は、清川泰次さんの自宅兼アトリエだったところだそうです。

いかにも個人のお家、といった建物でした。

家の中に入ると高い天井があり、ここで絵を描いていたのですね。

今回の展覧会は本業の絵画ではなく、清川さんが学生時代に趣味で写した写真の展覧会でした。すべてモノクロ写真でした。

この方は画家として活躍された方ですが、写真も素人はだしでした。

今回の展覧会はそのタイトルにもあるように、天竜川や伊豆、長崎県や熊本県の海などの写真がありました。

どれも戦前に写されたモノクロ写真でした。

ただし数が少なくて、ちょっと拍子抜け。

入場料もシニアは100円と安いので仕方ありませんが、もうちょっと作品を見たかったですね。

清川さんの人生を見ていたら、生年月日も亡くなられた年月日も、私の父とほぼ同じ時代の方でした。

また姓名も「川」と「泰」の字が同じで、親近感を覚えました。

ただし清川さんはおしゃれな慶応ボーイでしたが、うちの父は早稲田の学生でした。

清川さんの作品は、色や線などのシンプルなデザインに優れていました。

こちらは、いいだいた案内書の一部です。

他にも彫刻や食器などのデザインもされていて、シンプルなお皿のデザインもされていました。松葉のような模様でしたが、それを使用したハンカチなども販売されていました。

多才な方だったのですね。

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この日の装い。

リサイクルのお召のような藍色の着物です。ピンク色の刺繍のような模様が気に入っています。


帯は、以前、京都に住んでいたさとさんからいただいた龍村の帯。

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「一日一句」

寒空に モノクロだけの 写真展


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