先日、新宿タカシマヤに行ったついでに、「葵橋」を見つけた話を書きました。
https://toshiko72.blogspot.com/2021/12/blog-post_38.html?m=1
「葵橋」は見つかりましたが、「葵橋の記」は見つけられませんでした。
ところが友人のCさんから、私が写した写真の中に、その看板があるビルは写っているという指摘があったのです。
こちらの写真の左上にちょこっと見えるビルです。車がいる後ろです。まさか、ここに「葵橋の記」があるとは思いませんでした。
それでもう一度、新宿まででかけて、チャレンジしてみることにしました。
私は結構、執念深いのかもしれません。
たまたま、葵橋近くにある京王デパートで、着物のリサイクルイベントがあるので、そこに出かける前に「葵橋の記」を見る、という計画を立てました。
また西新宿1丁目まで。
そうそう、こちらのビルです。
「東京南新宿ビルディング」
ここには、レンタカー屋さんが入っていました。
そしてこのビルの壁で発見しました!
嬉しかったですね。
「かつてこの地を玉川上水が流れ、このビルの前に葵橋があった」
と書かれていました。
「しかしこの景観も時の流れとともに進む周囲の都市化に伴って変容した」
そうですね、江戸時代、明治、大正、昭和、令和と時は流れました。玉川上水も暗渠となりました。
淀橋浄水場がなくなったのは昭和40年だったのですね。その前年の昭和39年がオリンピックの年だったので、そのころから高度成長時代の流れの中で、東京の姿は変化していったのでしょう。
下の写真は、こちらはビルの中から、葵橋通り方面を眺めたものです。
ごく普通の道路に見えますが、ここに玉川上水が走っていたのです。
教えていただいたCさん、ありがとうございました。
この後、京王デパートの着物イベントに行きましたが、あまり気に入ったものはなくて、ちょっと損をしたような気分でしたが、それよりも探していた看板が見つかったので、嬉しかったです。
*******
「一日一句」
探しもの 見つかる師走の 嬉しさよ
*******
この日の装い
なんとなくピンクの着物を着てみたくて、これを選びました。クリスマスっぽくしてみたかったのです。
帯はこの季節限定のシクラメン?
0 件のコメント:
コメントを投稿