このところ、ブログのアップが遅れてしまってます。
今回の「源氏物語を楽しむ会」は実際に行われたのは9月14日の水曜日でした。ところが今日はもう9月下旬です。私の体力が衰え、テキパキといろなことを処理する能力が衰えてきたことが原因でしょう。我ながら、老化が進んでいることを自覚せざるを得なくなってきた今日このごろです。
ところで「源氏物語」に登場する女性たちは、かなりの方が、20代、30代、40代という若さで亡くなっているのです。
現代の私達は、彼女たちの2倍、3倍の長い人生を生きています。それが幸せなのか、苦労であるのか、判断はつきませんが。
話が脇にそれました。
今回の「乙女」の中で、六条院が登場しました。
こちらは漫画「あさきゆめみし」に描かれた六条院の見取り図です。すごく広いですね。
光源氏は、屋敷のそれぞれの角に、自分の愛人を集めて住まわせたのでした。
それぞれに四季を当てています。そっしてそれぞれの季節に応じて、草花や樹木を変えているのです。
南東は、源氏の最愛の人、紫の上が住むところ。ここは春の季節です。紅梅、桜、藤、山吹などが咲きほころびています。
北東は物静かで優しい花散里が、光源氏の息子の夕霧のお世話をしているところ。ここは夏の季節です。すずしげな泉があり、なでしこ、薔薇、リンドウなどが咲いています。
南西は秋好中宮(六条御息所の娘)の住まいで、秋の季節です。名前通り、秋がお好きな女性です。
そして北西は明石の上の住まいで、ここは冬の季節です。彼女が生んだ娘は、南東の紫の上が育てているのです。
それぞれの境には、塀や渡り廊下などがあり、あちこち行き来ができるようになっています。
今回も本題に入る前に、健康の話や洗剤の話などをしていて、源氏物語の「乙女」の巻は最後まで終わりませんでした。
まぁ、私達の集まりは、原文を読む、というよりも、お口の体操の時間だと思っていただければ間違いありません。
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このところ悪天候のため、着物を着る機会がありません。洋服でもせめて自作の組紐で、和風にしてみました。
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「一日一句」
春が好き 紫の上に あやかりて
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