本日は、豊洲市場の見学会でした。
これは大学の夏季休暇中の特別授業といったもので、都内にあるあちこちの都立の施設を見学するというもの。
初回は、まずはおなじみの豊洲市場へ。集合時間に合わせて、家を早く出ました。
ゆりかもめの市場前駅で下車して、会場へ。
講堂に集合して、係の人の説明を聞きました。まずはビデオでお勉強。市場は東京ドームの8.6個分の広さがあるということでした。
場内には水産物と、青果の市場があり、500以上の業者が入っているそうです。そしてその業者の売上の一部が東京都に支払われるというシステムだということでした。
ビデオを見た後は、係の人についてあちこち歩き回りました。マスコットのイッチーノがお出迎え。
この建物の中には、郵便局や銀行、信用金庫までありました。というのも、一日の売上が何億円にもなるので、やはり金融機関は必要なのですね。他にも病院もありました。
江戸時代からの市場の歴史も見ました。最初は日本橋に魚河岸ができて発展しましたが、その後、関東大震災で大被害を受けました。昭和10年に築地、神田、江東に市場ができ、その後、都内のあちこちに開場しました。豊洲ができたのは平成30年のことだそうです。現在は都内には11の市場があるそうです。
ここに来る人はやはり、マグロの競りを見たいですよね。
マグロの競りは終わってしまいましたが、まだ残っていたマグロがありました。
競りの時に使う、指の動きを教えてもらいましたが、すごく難しそうで、覚えるのは大変だろうなと思いました。
普通の人が入れない場所にも見学させてもらいましたが、ターレ(台車のようなもの)がビュンビュンと走るし、足下は濡れているし、かなり危険な場所でした。おまけに魚臭くて、ちょっと大変な場所でした。ここは撮影禁止区域でした。
その後は青果市場にも移動しましたが、ここはとても静かできれいでした。スイカやメロンなどの果物や、松茸などもありました。
この施設の売り物でもある、屋上庭園にも行ってみました。
みんなでゾロゾロと歩いているところです。おそろいの上着を着ています。
緑がとても気持ち良かったですね。
遠くに東京タワーが小さく見えました。
昔の築地市場に比べ、ここは温度や湿度も管理されているので、食品の衛生管理のためにも、またここで働く人のためにも、とても良い条件になっているとのことでした。
私たちの食生活を守ってくれる市場であると、思いました。
こんなに広いところでした。
見学の後は、女性5人で海鮮フライのお店に入りました。みなさんはホタテやエビの豪快なフライを召し上がっていましたが、私はサーモンとトロの丼にしました。おいしかったですよ。
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