この数ヶ月、出かけるところといえば大学と図書館、スーパーマーケットくらいという地味な生活を送っていました。
いわゆる歌舞音曲の世界とはご無沙汰でしたが、演舞場の招待券が届いたので、使ってみることにしました。
今回はなんと藤原紀香さんのミュージカル「カルメン故郷に帰る」でした。私が生まれた頃に、高峰秀子さんが映画で主演されていましたね。
紀香さんのことはテレビのコマーシャルで見るくらいで、あとは愛之助さんの奥さんということ程度しか知りませんでしたので、歌って踊れてお芝居をする女優さんというのは意外でした。
とにかくスタイルが良く、足が長い。お顔も可愛らしいし、声も歌もお上手。こんなに何でもできる人とは知りませんでした。
お話そのものはすごく古くさくて、何しろ「佐田啓二よりハンサム」とか「田中絹代のように美しい」なんている台詞が出てくるので、若い人には何がなんだか分からないでしょうね。
和歌山県のみかん農家の話でしたが、ところどころに関西風のどたばたお色気コントがあり、いやらしい感じでした。ストーリーには同感しませんでしたが、役者さんが頑張っている様子は伝わってきました。
東京での舞台の後は大阪や仙台でも公演するそうです。大変ですね。
ということで、久しぶりに華やかな世界を味わってきました。
おまけは50日ぶり?に着たいただきものの絽の着物です。
劇場は冷房が効いていたので、丁度良かったですが、駅などではさすがに暑かった~。
いつになったら、普通に着物が着られるでしょうか?
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