今年の9月に松岡美術館へ行った時、途中で見つけた粋なお店。
その時は何屋さんか分からなかったのだけれど、お蕎麦屋さんと判明したの。「利庵」といいます。
何やら有名なお店のようなので、一度ここのお蕎麦を食べてみたいと思い、ふたたび白金台まで出かけてみたの。
白金台のあたりは、イチョウ並木の黄色い葉がとてもきれいだったわよ。
お昼前に着いたのだけれど、狭い店内はもうすでに満員。
引き返すのはもったいないので、かなり長い間待っていました。
私の後ろにも、すぐにずらりと行列ができてしまい、びっくり。
そして相席だったけれど、ようやく席に案内されて、注文したのがこれ。山かけそばです。
おそばはさすがにおいしかったわ。でもつゆがかなり濃い味で、まさに関東風でした。
ここは「知る人ぞ知る」というお店のようで、そば通の人が来るようなところでしょうね。
その後は、横山大観をやっているというので、また松岡美術館を見学してきました。
でも期待していた大観の絵は少なくて、ちょっと残念。
他には下村観山、川合玉堂とか橋本雅那など名前だけは知っている画家の絵が展示してありました。
みんな明治から大正にかけて活躍した人たちです。
寺崎廣という人の「春海雪中松図」。大正3年の作品です。
この屏風、青緑の松がとてもきれいな色でした。
堅山南風という人の「銷夏帖 秋草」。昭和4年に描かれた作品。
この秋の花、とてもきれいなのだけれど、左下にはコオロギのような虫も描かれていて、ちょっと意外でした。
こちらは中国の景徳鎮。この前には展示されていなかったものです。明や清の宮廷で使われた品物だそうで、色が特にきれいでしたよ。
これは、お酒を入れたのかしら?
これ、桃となんと蝙蝠の絵柄です。
黄色の大皿。とてもモダンですよね。
松岡美術館のお庭もきれいに紅葉していました。
8 件のコメント:
気になった所へは出直してでも行ってみる。
これぞとしちゃんの面目躍如!(笑)
シンプルで美味しそうな山かけ蕎麦ですね。
本場の蕎麦を知っている諏訪ッチさんが食べたらどんな感想だったかな?
かなり黒っぽいお蕎麦でしたよ。
他にも穴子の天ぷらそばとかいろいろありました。
としちゃんの、あくなき探究心には感服だわ。地味なたたずまいだけど、有名なお店なのね。お値段は、どうなのかしら?
松岡美術館は写真を撮ってもいいの?
今はどこを歩いても紅葉が見られて、お出かけに最適の季節ですね。
山かけは大好き(笑)
でもお出汁は関西風がいいなぁ~
どうも私は濃い目の関東のうどん蕎麦は苦手です。
松岡美術館は幅広い展示をしているのね。
紅葉も綺麗です~
マサさん、あのね、この利庵は、夏に友人と出かけたとき、「ここ、何やさんなのかしら?」と話していたんですよ。そうしたらクラス会に出たときにここが有名なお蕎麦屋さんと教えてくれた人がいたの。そしてネットで調べたら行列ができる店だったというので、また出かけてみました。
松岡美術館はフラッシュと三脚を使わなければ写真撮影はOKなのよ。
さとさんがこの蕎麦つゆを見たら、びっくりするだろうと思うわ。すごく黒かったですよ。お蕎麦以外にお酒のつまみになるような一品がたくさんありました。出し巻き卵を頼んだのだけれど、ジューシーでおいしかったわ。
この美術館は個人が集めたものなのだけれど、すごいで財産ですよ。それを独り占めしないで公開してくれるのはえらいですよね。
さすがとしちゃん、利庵へ・・
同期会でK君も知っていましたね。
さすが蕎麦通・・
だしがあまり濃いのは苦手ですが
店の作りがすてきです。
大観展まだやっていたのですね。
落ち着いたいい美術館で
機会があればまた行きたいです。
そうね、利庵はきっとそば通の人なら知っているお店なんでしょうね。遠くから来ていた人もいたみたいでしたよ。
中は狭いのよ。だからみんな相席でした。
量はあるけれど、値段も割と高めでした。
深大寺のは量はすごく少ないのよ。
大観のはほんの少しだけで、中国のが割と良かったわ。
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