お隣の府中市で長唄演奏会があるというので、行ってきました。
府中市にはNECや東芝など大きな会社の工場がたくさんあり、また東京競馬場もあるので、市の財政は豊なようで、立派な劇場や美術館が揃っています。
緑豊かな町です。
こんな噴水もあります。
長唄演奏会は「ふるさとホール」でありました。
素晴らしい文字ですね。
立派なプログラムと、曲の紹介のチラシがありました。分かりやすくていいですね。
このような印刷物が配布できるのは、市からの補助があるのでしょうね。
今回の長唄演奏会は、プロの方と市民の方が混じり合って演奏をしていました。
名取さんに混じって、振り袖姿の10代の若いお嬢さんから、70歳代くらいの年配の男性もいらっしゃり、ほほえましい感じがしました。
知っている曲もいくつかあり、勉強になりますね。
演奏者の中に、とてもお綺麗な三味線の方がいらっしゃいました。
東音(芸大卒業生)の方でプロだと思うのですが、せっかくの美人さんなのに、しかめっ面でみけんにしわを寄せて、お口は「への字」で演奏していました。
素人と一緒に演奏するのはイヤだったのでしょうか。
なんだかちょっと残念に思いました。
ふつう、素人さんは金屏風のあるこんな大舞台に乗ったら、上がってしまい、間違えもしますが、でもプロの方はそこをさりげなくフォローしてほしいですよね。
長唄は1曲が長いので、さすがに全部を聞いているわけにもいかず、途中で失礼しました。終わりのほうに良い曲があったのですが、聞けずに残念でした。
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この日の装い。
関西のさとさんからいただいたピンク色の紬。
ちょっと私には大きめの寸法なのですが、巻き付けて着ています。
春にはよく着ていましたが、秋に着るのは初めてです。
帯は高幡不動尊の骨董市で1000円で買った木綿の帯。
でも新品でしたよ。
いつもながら安上がりの私です。
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