呉服屋さん「いち利」の企画で、浅草巡りをしてきました。
実は私はこちらのお店のいろいろな企画には参加しても、着物は買ったことがないという嫌なお客さんです。
秋晴れの快晴だったので、スカイツリーもくっきりと見えました。
雷門で待ち合わせをしましたが、平日なのにすごい人ごみ。
下の写真ですが、これでも人が少なくなったときに、パッと写していただいたものです。
参加者は10名でしたが、みなさま、さすがにすてきなお召し物ばかりでした。
呉服屋さんの女将さんのガイド付きなので、いろいろと物知りになりました。
先週の11月18日に新しくなった提灯ですが、これはなんと重さが700キロもあるのだとか。すごいですね。落ちてきたらつぶされてしまうわ。
提灯の下にヘビがいたなんてことも知りませんでした。
雷門の裏側には「風神雷神門」と書いてありました。提灯の両隣りに風神雷神が立っています。
五重塔ですが、以前は三重塔だったのだとか。
浅草寺は東京では一番古いお寺なんだそうです。
ちなみに二番目は深大寺なんだとか。
仁王門です。
大きなわらじがありました。
常香炉で煙を浴びているところ。
身体の悪いところに煙をかけると良くなる、と言われていますね。
修学旅行生も外国人もみんな喜んでしていました。
お水舎でお清めです。
水の神として、龍の姿がありました。
本堂にて。
着物でぞろぞろ歩いていたので、外国の観光客からずいぶんと写されました。
お参りをした後は「吉幸」▼という料理やさんに行きました。50年くらい前の建物だそうです。
ご主人が吉幾三の三味線演奏をしているそうで、それで「吉」という名前がついているとのことでした。
お昼時と夜に2回ずつ演奏をしています。
左がご主人。
右の若い方も、津軽三味線のお師匠さんの息子さんだそうです。サラリーマン生活を3年して、それから三味線の道に進んだそうです。
目の前1メートルくらいのところで演奏をしてくれましたが、迫力がありましたね。
さすがにお上手なばちさばきと指づかいでした。
お食事もいろいろな種類の前菜がちまちまとあって、おいしかったですよ。
演奏付きで2500円というのはリーズナブルだと思います。
胡麻の羊羹(?)もおいしかったわ。齧りかけですいません。
演奏が終わってお店を出たところ。
他の方は、この後も浅草巡りをされたようです。
私は松屋デパートの「満願堂」で名物の芋きんを買って帰りました。
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この日の装い。
鼓の絵が入ったピンクと緑色の菊の小紋です。
骨董市で4000円だったかしら。
ピンクの菊の道行きも骨董市でタダ同然です。
帯は京都からのいただきもの。
帯留めはBerry工房さんの紫のトパーズ。
安上がりな私ですが、これだけは新品です。
私にしては珍しく、柄×柄の組み合わせでした。
2 件のコメント:
そういえば、今朝のNHK「おはよう日本」で、雷門の提灯の話題を取り上げていました。
なにげなく見ていた提灯ですが、提灯職人が精魂傾けて作るんですね。文字(雷門)が美しく見えるように、カーブの描き方や5ミリの幅にもこだわっていました。
大勢の着物姿は、外国人観光客の注目の的だったことでしょう。
お店の前の写真、とても素敵です。佇まいも髪型も決まっていますね。
マサさん、そうなの、提灯のように丸いものに字を書くときは、垂直とか水平ではなくて、微妙に角度をつけて書くのだそうです。そうすると、できあがりはキチンとまっすぐに見えるんですって。工夫してありますよね。
髪の毛は、ちょっと伸びすぎです。他の方はきれいにアップスタイルにしていたので、羨ましかったわ。私の場合は3週間カットしないと、頭が爆発してしまうので、ロングヘアは無理でしょうね。
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