ということで、東京では昨日が桜の見納めだったかもしれません。
桜色の着物に、薄桜色の鼻緒の草履で上野方面に出かけたのですが、思いもかけない場所で、見事な桜と出会うことができました。
JR日暮里駅近くの天王寺というお寺の桜です。
ここは、天台宗のお寺だそうで、正式名は「護国山尊重院天王寺」▼というそうです。
かなり古い歴史を持つ由緒あるお寺のようですね。
詳しくはリンク先をご覧下さい。
入り口のところにどーんと大きなお釈迦様の坐像があって、びっくりさせられます。
ここの桜が見事でした。
こちらは花びらが白く、枝が上に向かって伸びていました。
花びらもかなり大きくて、桜というイメージとはちょっと異なるようですが、雪のような白さが見事でした。
こちらは花びらはピンクで、枝は下に向かって垂れています。
花びらは小さ目で、可憐な印象の桜でした。
全体を写すと、このような大きな枝垂桜です。
桜の足元にある旧式の井戸が似合っていました。
手前の白い桜と、後方に見えるピンクの枝垂桜。
もうちょっと角度を変えたら、良いコントラストになったかもしれませんね。
境内には茶色の猫がいて、芝の上で気持ちよさそうに寝ていました。
ちょうど「上野の杜彫刻会」という方たちの作品展も開催されていて、見事な手作りの仏像が展示されていました。
こちらは案内状の絵葉書ですが、横向きの仏像が面白いですね。
プロの仏像彫りの方から、主婦の方まで、それぞれみなさんが思い思いの仏像を彫られているようです。さまざまな思いのこもった仏像を鑑賞してきました。
普段はあまりお寺の中には入りませんが、見事な桜につられて、中まで拝見させていただくことができました。
美しいご縁に感謝したいですね。
(この項、続きます。)
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