私の住んでいる市の東部方面には、ちょっとおしゃれな街があります。
仙川といって、武者小路実篤のおうちがあるところとしても有名ですが、白百合女子大学や桐朋学園などがあり、そこは同じ市内でも電話番号が都内と同じ03で始まるというので、ちょっとランクが上(?)のようなところです。
その仙川の駅近くにある「ギャラリー蔵」というところは、100年以上前の蔵を改造したギャラリーだそうで、いろいろなイベントが開かれているところです。
そのギャラリーで、着物リメイクの展示販売があるというので、ちょっと覗いてみることにしました。
こちらのポスターは手描きだそうで、センスがありますね。
ただ、私は古い着物は着物のまま、着るほうが好きで、洋服やバッグに加工したものは、それほど興味を持つことは少ないタイプです。
ギャラリーの中は、いつもは調布の「カウカウスージー」というお店が引っ越してきたような様子でした。
1階ではリメイク製品がたくさん展示されていましたが、私は2階にある着物の方に目が行きました。
着物の数は少なかったのですが、どれもかなり質の良さそうな、大島紬や江戸小紋などでした。
呉服屋さんの畳紙に包まれて、ひっそりと置いてありました。
私がすぐに目についたのは、藍色の型染の着物でした。
身幅は少し広かったのですが、それ以外は小さいサイズで、裄も丈もちょうどぴったり。
木綿の縮緬の単衣で、着るとさらりとしていい気分でした。
こった型染が縦に並んで、羽織ってみると、少しはスラリと見えるようでした。
このような細長い型の着物は、今はほとんど手に入らないのだとか?
お店の人もよく似合うと言ってくれて、まんざらではありませんでした。
ただし、お財布の中にあるお金だけでは足りなかったので、急いで銀行に走り、お金を引き出してきました。
おまけにお店のオーナー(お母様と娘さん)は、私の住んでいるところのごく近くに住んでいらっしゃるということも分かり、親しみが湧きました。
ちょっと散財してしまいましたが、こういうのって出会いなんですよね。
「カウカウスージー」については、こちらの調布FMのレポート▼に出ています。
着姿はこちら。
少しは背が高く見えるかしら?
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この日の装い。
おなじみの遠州木綿です。
帯は、数年前、靖国神社の骨董市で見つけた洒落袋帯です。
シャリシャリとした布で、気分がよくなる帯です。
4 件のコメント:
iphoneからコメントを入れたらうまく入らなかったようで、もう一度パソコンから・・・
としちゃん、この着物はとてもオーラがあってステキでしたよ~私の好みだというのもあって目がハートになってしまいました。
ふふふ、この着物を見つけたとき、kimono熱さんのお顔が浮かんだのですよ。絶対にお好きだろうなと思いました。
前に三味線の演奏会に来ていただいた時にお召になっていた藍色の染めの小紋が思い浮かびました。
もうちょっと身幅が狭いと着やすいのですが。
先日はご来場ありがとうございました。
お着物姿、とてもお似合いですね。
お買い上げ頂いたのは、綿縮緬の藍型染めの着物で、熟練の職人さんによる大変貴重なものです。
気に入って大切にして頂けたら、私たちもとても嬉しいです。
時々知り合いの呉服屋さん経由で、質の高い着物がリーズナブルな価格で入荷することがございます。
小柄な方向きの物が多いので、また調布のお店のほうにもぜひお立ち寄りくださいませ。
お待ちしています。
カウカウスージー
カウカウスージー様
せっかくいただいたコメントですが、普通は見ないところに分離されてしまっていて、
大変、失礼いたしました。
一年たって気づきました。申し訳ございませんでした。
また機会があれば、お店のほうにも寄らせていただきます。
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