エコ・ビレッジに行くには、箱根湯本から、こちらの登山鉄道に乗り換えます。
一つ目の「塔ノ沢」駅で下車をして、山道を15分くらい歩いたでしょうか。
山の中に人家がありました。
今は無人のようですが、まだ家財道具や布団なども置いてあり、利用できるようになっていました。
その農家の隣には広々とした畑が広がっていました。
参加者が少しずつ増えてきました。
この日の予定は、木綿と藍の種を撒くための畑作りです。
女性たちは、濡れ落ち葉を拾って、たい肥にするための準備をしました。
川のそばには、おあつらえ向きの木の葉がたくさん落ちていました。
こんなに取れました。
でもずっとしゃがんでいると、腰が痛くなりました。
またもう一方のグループは、ススキを刈り取っていました。
茎を落ち葉と混ぜるそうです。
私もやってみましたが、カマの使い方が難しくて、なかなか思うようにはカットできませんでした。
ススキ刈が一段落したところです。
雨の予報もあったのですが、とてもよいお天気になり、暑くなって上着を脱いでしまった人もいたほどです。
こちらは男性たちががんばって耕した畑です。
畑仕事を終えて、みんなの持ち寄りランチとなりました。
おいしいランチをいただきながら、自己紹介をしました。
有名企業戦士から自然の生活に目覚めた人など、いろいろな方がいらっしゃいました。
家族連れの方もいて、穏やかな雰囲気でした。
ここからお話会です。
講師は染織家の大久保有花さんです。
大久保さんのお話しは実演付きでした。
2016年1月に、御茶ノ水のお話し会で聞いた内容▼とほぼ同じでしたが、自然のもとでのお話し会は、室内で聞くよりも実感がありました。
こちらは摘み取った木綿を道具に挟み、種の部分を落としているところです。
そして、とれた綿を弓状のもので叩いて、ふんわりと形を整えます。
そしてきりたんぽじょうになった木綿を左手に持って、糸を紡ぎます。
これは簡単そうに見えますが、実に難しい作業でした。
でも慣れてくると、瞑想状況になれるのだとか。
小さな子供もやってみましたが、結構上手でしたよ。
この道具は、大久保さんのオリジナルなのだそうです。
小さくなるので持ち運びが便利ということでした。
みなさん、お疲れ様でした。
全員集合して、屋根の上から撮ってもらいました。
また次に会う日まで。
今度は種撒きでしょうか?
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この日の装い。
山歩きをするので、ジャンパーにジーパンです。
私は野良作業に適した靴を持っていないので、普通のウォーキングシューズで行きましたが、他の皆さんはさすがでした。
足の先が足袋のように分かれている長靴とか、地下足袋を履いている人がたくさんいました。
みなさん、農作業のベテランさんのようでした。
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