そうです、池袋は東口に西武があり、西口には東武がある、というややこしい配置になっているのです。
私が見たかったのは、「西武アートフォーラム」▼というコーナーです。
「至高の美 日本画の粋20選展」が開かれていました。
明治から大正、昭和にかけての作家の作品が並べられていました。
川合玉堂、平山郁夫、前田青邨、横山大観、鏑木清方などの有名作家さんばかりです。
どれも売り物で、値段がついていましたが、なんと何千万という絵画もありました。
安くても500万円くらいでした。
うーん、そういうものなのでしょうか。
その後は、隣接しているコーナーに行きました。
こちらは和泉賢太郎さんという若い作家さんの作品展でした。
タイトルは「Roots of Color」。
とても鮮やかな色彩で、細かい絵が描かれていました。
「日本画」のイメージを超えるような絵画でした。
下絵の輪郭はボールペンで書かれているそうです。
ものすごく細かい部分まで描かれていました。
素晴らしい観察力です。
そこに背景となる金箔や銀箔を押します。
その次に、岩絵の具で着色するそうです。
岩絵の具の他に、アクリル絵の具を使うこともあるそうです。
バラや菖蒲、リンゴ、唐辛子などの絵がありました。
琳派のようでいて、独特の手法を使った現代的で素敵な絵でした。
この方の絵は、だいたい20万円台で、先ほどの2000万円などに比べると、お安く感じてしまい、私にも買えそうだと錯覚してしましました。
湘南にあるツタヤのカフェコーナーにも、大きなリンゴの絵が飾られているそうで、一度、見てみたいと思いました。
鮮やかで、繊細で、そして豪華な感じもする絵は、私の好みでした。
和泉賢太郎さんの作品はこちら▼でもご覧いただけます。
実物の方がもっと素敵です。
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