さて、世田谷線の上町駅で下車▼して、世田谷通りを10分ほど歩いたところにあるのが、平成建設の「平成記念美術館ギャラリー」▼です。この会社は名前の通り、平成元年にできた建設会社です。
こちらのギャラリーのことは、カンカンのブログ▼で知りました。その時の作品展はすでに終了していましたが、現在は「未来の大芸術家たち」という作品展が開催されています。
平成建設では、日本画、洋画、彫刻、工芸、写真、書などの各分野で活躍する人たちを応援するために「平成藝術賞」というのを創設していますが、こちらはその受賞者の作品展だそうです。
未来を担う若い人たちの作品は、昔のものにこだわりがなく、あっと驚く面白いものがありました。
私が一番目に付いたのは、こちらの作品です。白くてきれいなドレスですが、何で作られているのでしょう?
私がぼーっと眺めていると、係りの方が来て説明してくれました。
これはなんとストローで作られているのです。ストローを20本ほど束ねて、それをボールのようにして、たくさん使ってドレスに仕立てているのでした。
完成までは数時間かかったそうです。
この作品を作ったのは女性で、東京藝大で建築の勉強をされている方だとか。発想が豊かですね。
白だけでなくて、カラフルなストローもありました。とても可愛い。
私が「子どもも楽しめそうですね」と言うと、通常なら、子供向けのワークショップも開催するのだそうですが、コロナのために、展示だけになったということでした。
漆はなんと縄文時代からあるのだとか。びっくりしました。
この会社では、普通は木材に組み合わせる漆を、コンクリートや鉄、布、紙などと組み合わせているそうです。とても魅力的なものになっていました。
ブラインドの使い方も素敵。先日、うちの寝室もブラインドに変えましたが、こういう使い方も参考になりますね。
こういう素敵なおうちに住んでみたいものですね。
4 件のコメント:
平成記念美術館にいらしたのですね。なかなか面白い企画でしたね。
他の企画の展覧会でも2階にはよく三田村君の作品も置いてありましたが、今回はなかったようで残念です。
居心地のいい美術館です。
カンカン、素敵なギャラリーを教えていただき、ありがとうございました。
ギャラリーのHPによると、企画担当者はその三田村さんのご子息なんでしょうか。
同姓でしたよ。
若い芸術家をサポートする姿勢がよいですね。
私の友人がその近くに住んでいますが、以前はイタリアンレストラン、その前は
ガソリンスタンドだったそうです。
オープン当初は古九谷焼の展示もあったとか。
気分がよくなる空間でしたね。
おっしゃる通り、お子さんが学芸員です。
芸大の後輩の奥様も学芸員で、とてもきめ細かい説明をしていただいて、何回か行っていますが、楽しい時間を過ごしました。職人としての大工さんが今危機的状況だそうです。日本の技術ってすごくて、釘を使わないで木をはめ込むのとかサンプルが置いてあり、体験もできて面白かった記憶があります。2階は木を使ったインテリアがディスプレイしてあり素敵ですよね。
そうでしたか、アーティストのファミリーなのですね。
大工さんを大切にされている会社ということは感じました。
お茶の棗などの道具を展示されているコーナーもありましたね。
こちらのような良心的な会社が増えてほしいものですね。
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