先日、国分寺にある殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園に行ってきました。
ここは、かつての岩崎彦弥太の別荘です。大正時代は貴族院議員の江口さんという人の別荘で、「随宜園(ずいぎえん)」と呼ばれていたそうですが、昭和4年(1929年)に岩崎が買い取ったそうです。
実はここは、2009年11月に訪問しています。
その時のブログ▼です。
当時はまだ着物は着ていない頃でした。
こちらの門から入ります。
なぜまた出かけてみようかと思ったかというと、
今年の秋に公民館で「多摩地区の庭園」▼という講座を受けて、その時にこの庭園の説明もあったからです。昔はただ庭園内を歩いていただけでしたが、庭園の特徴や、国分寺崖線の成り立ちの話を聞いてから出かけてみると、庭園の素晴らしさがより強く感じられたのでした。
園内の配置図です。細長い三角形のような形をしていました。この土地の自然に合わせて、このようになったのだと思われます。
まずは庭園の右側のほうからご案内します。
入ってすぐにこの景色にぶち当たりました。
余りに見事なので、見学客はまずここで圧倒されます。暫し呆然と佇むのでした。
紅葉も美しいのですが、イチョウの黄色も見事でした。
ススキもまだ少し残っていました。
まっすぐと天に向かって生える竹。いったい何メートルあるのでしょうね。植物の自立はすごいものだと思います。
色とりどりの紅葉の美しいこと。
赤い紅葉をバックに写してもらいました。なんだか合成写真のように見えますね。
庭園の様子はまだ続きます。
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「一日一句」
燃えるよう今年最後の冬紅葉
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