2020年12月27日日曜日

神代植物公園 植物多様性センター その2

先日出かけた、神代植物公園の付属施設である「植物多様性センター」▼の続きです。

この日の天気予報は暖かくなるということでしたが、予報がまるで当たらず、肌寒い日になりました。

それでセンターの庭を散歩するのは後回しにして、まずは「情報館」という建物に入りました。ここは暖房が効いていて、暖かくてほっとしました。

こんなふうにいろいろな展示がされていました。なかなかオシャレな場所でしたよ。


園内に咲いている植物の様子も、更新した日が分かるようになっていました。


資料や図鑑などもたくさんありました。


この丸テーブルは、1年12ヶ月の花や生き物が分かりやすく表示されていました。
今の時期は、サザンカ、ロウバイ、ヤブツバキの季節だそうです。

私が興味を持ったのは、「赤くなる紅葉」と「黄色くなる黄葉」の違いについてでした。


こちらは「黄葉」のしくみです。
クロロフィルという緑の色素が、カロテノイドという黄色の色素よりも先に分解するので、黄色く見えるのだとか。


こちらは「紅葉」のしくみ。
クロロフィル(緑色の色素)が、アントシアン(赤色の色素)よりも先に分解するので、赤く見えるのだとか。


展示の仕方がいろいろと工夫されていて、ちょっとお利口になれるところです。

ただスタッフの人が誰もいなくて、質問もできずに残念でした。
これだけの発表をして、子供にも分かりやすく展示するのはご苦労なことだと思います。

情報館で体も温まってきたので、外の庭を歩いて見ることにしました。

続きはのちほど。

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「一日一句」

朝の道 秘かに咲けり ヤブツバキ


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