2021年6月1日火曜日

「古今ノ布ニ遊ブ」

コロナ禍が続き、このところイベントに参加することがありませんでしたが、久しぶりに着物関連の作品展に行ってみました。

会場は市内にあるギャラリー&カフェ ウェアハウスガーデンでした。

外観の写真を取り忘れましたが、お庭には紫の紫陽花がきれいに咲いていました。こちらはギャラリー近くの紫陽花です。

この日は、「古今ノ布ニ遊ブ」という作品展の最終日でした。ギャラリーでは、布を使った作品が数種類、展示されていました。

昔の訪問着の反物が一番先に目に付きました。うさぎさんがお酒を飲んでいるような素敵な古典の柄でした。

ファブリックパネルが壁に数種類飾ってありました。

こちらは子供のお祝いの衣装の着物を用いたもの。

こちらは薄いクリーム色の蝶の小紋。

紬のコートや、可愛い布で作ったがま口もありました。

そして浴衣地のTシャツでした。

作者の安本登喜子さんにとっては、はじめての作品展だったそうです。

ご自身の作品のTシャツをお召しです。花の模様の出し方が絶妙でした。

お話を伺うと、安本さんは市内にお住まいで、以前は超高級なストールを縫うお仕事をされていたそうです。その時は、繊細なレースや、オーストリッチなどの素材を扱っていたので、いろいろな布の取り扱いを習得されたそうです。

その技術と経験を積まれているので、Tシャツの縫製も普通の既製品にあるようなロックミシンでの縫製ではなく、手間をかけた縫い方になってたので、安心しました。

また柄の出し方や、胸の切り替えの配置など、細かい配慮をされていて、丁寧なお仕事ぶりが伺えました。

事前にfacebokの写真で拝見していましたが、実物を拝見すると、信頼がおけるものだと分かりました。

ギャリーのスタッフのみなさん、幅広い年齢のお客様がこのTシャツを買われた、というのが納得できました。

それで私が選んだのが、こちらのTシャツです。白と藍(濃紺)のシンプルなものですが、シャープな感じが素敵でしょう。

ただ、これはフリーサイズで、大きさが決まっているので、チビの私が着ると、服の中で体が動いてしまいます。それでベルトをして、調整してみました。

カーディガンを着てみたところ。

これからの季節にちょうどよいものを見つけて、嬉しくなりました。

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この日の装い。

もうかなり暑くなったので、叔母の遺品の縮みです。叔母の手縫いで、私にはちょうどよい寸法です。

帯は、川越のリサイクルきものやさんで1000円で購入した博多帯。

いつもながらの格安着物です。

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一日一句

紫陽花と ともに楽しむ 布の会

なんと安本さんも俳句を楽しまれているそうで、私の駄作、お恥ずかしい限りです。



2 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

芸大の日本画の展覧会が会期途中でコロナのおかげで閉館、そして延長もなしで打ち切られて残念に思っています。久しぶりの展覧会よかったですね。Tシャツもよく似合っています。洋服姿も素敵ですね。少しほっそりしたような感じがします。
この布の展覧会も素敵で、私もTシャツ欲しいですが、もう展覧会が終わって残念です。今からでもコンタクトできるかしら?布は思い出とともに大事にしたいので見てみたかったです。
としちゃんの川ブログも、井の頭公園までの神田川を職場の人達と歩いたことを思い出しました。うたどんさんも電車と橋のレポートが面白いと言っていましたよ。よく歩かれていますね。

おおしまとしこ さんのコメント...

カンカン、安本さんのTシャツはとても人気があるのですよ。まだ手持ちがあるかどうか、ちょっとお尋ねしてみますね。
川のブログですが、みなさん、それぞれに思い出があるということ、思い出発掘のきっかけになっていただければ、幸いです。
カンカンはあちこち素敵な場所にお出かけされていますが、私はもう少しの間は、ご近所歩きを楽しもうと思っていますよ。