2022年2月12日土曜日

パズルの攻め方

今回、500ピースのパズルを完成させました。今は糊を塗って乾かしているところです。

このパズルは、パズル歴40年の私にとっては簡単すぎました。あっという間に完成してしまいました。

どうしてそんな簡単なのをやったかというと、前回作った1000ピースを額に入れようとしたら、その額はディズニー専用額なので、一般メーカーのパズルとは5ミリほどサイズが合わないのです。仕方なく他の額を使用したので、ディズニー額が余ってしまいました。それで周囲を空けて、パズルを額の中心に置けば他のメーカーのでも大丈夫と思い、あえて500ピースにしたのです。

ところがこの500ピースは、宅急便で配達されてから2時間後くらいには、外周の部分ができ上がってしまいました。それほど簡単でした。


前回のピンクのバラのときは、外周を仕上げるだけで、数日かかり、あーでもない、こーでもないと並べ替えていた気がします。


見た目は同じように見えるかもしれませんが、レベルがまるでちがいました。

そして翌日には、花の部分もほぼ完成。

そして全体も、なんなく、できあがってしまいました。

雪が降っていたので、外出せずに取り組めた、ということもありますが。

その簡単さの第一の秘密は、このパズルはピースがほんの少し大きめだったことにもよります。また絵の色合いもくっきりと鮮やかでわかりやすかったのも、その理由でした。

そしてまた一つ一つのピースの形がとてもユニークなのが混じっていたこともその一因でした。アップル型のかわいいピースもありました。

さて、これからパズルに挑戦してみよう、と思われる方にちょっとしたアドバイスです。

それは、次のものを用意すると、便利で、なおかつパズルの出来上がりが早くなること、うけあいです。

一つは、パズル専用のテーブルです。食卓や勉強机の ̄で作業する人もいるかもしれませんが、ちょっと奮発して、専用机があると便利です。

もう一つは、同じようなものですが、パズル専用のパネルです。ベニヤ板で十分です。この上で作業をして、採光具合によって、パネルごと方向を変えたり、場所を移動するためには、必需品です。

この写真のパズルも、パネルの上に乗せて作業しています。

また、私がパズルをするときは、次のような手順でしています。

(これは、四隅の枠の部分が完成した後の段階です。)

1.模様で分別する。

2.色で分別する。

3.ピースの形で分別する。

という3種類で攻めていきます。

1の模様というのは、誰でもまずやってみる方法です。そのパズルの絵柄の中で、攻めやすい絵柄(たとえば直線とか、人物とか、自動車とか)で分けておくやり方です。これができあがると、周囲の繋がり具合も分かるので、やる気がアップしますね。

2の色での分別は、その次の段階になります。ピースを赤系、青系、白系などと分けておくやり方です。この分別作業は地味ですが、その最中に、意外と新しい発見があるのです。

これは前回の時の写真ですが、緑系、白系、赤系、そして緑+ピンクの花が混じったものに分別しました。

こういう写真を見るとお分かりのように、パズル制作では大きめの空き箱が必要です。あまり小さい箱だと重なってしまうので、ある程度、大きなほうをおすすめします。

3は、最終段階で使う方法ですが、同じ色のピースばかりが余ってしまった場合、ごく普通の形、特徴のある形に分けておくやり方です。たとえば極端に手足が短いとか、スペードのような形をしているとか、などのピースは別に分けておくやり方です。そのうち、空き地の形を見ただけで、どのピースか、ピンとくるようになります。

これらの方法でも見つからない場合には、1つ1つ、手にとって、地道に合わせてみるより仕方ありません。その分、ぴったりとしたピースが見つかった時の喜びは、格別です。

こんなことに時間を費やして馬鹿らしいと思われるかもしれませんが、まぁ、一種の頭の体操だと思ってやっています。

昔のブログにも書きましたが、父が脳梗塞で倒れてしまった後、幼児向けのパズルをプレゼントしましたが、まるでできなくて、悲しくなったことがありました。やはりパズルは、頭の働きと関係があると思います。

いろいろな国で、いろいろなパズルで遊んだこともありました。一人ではできずに家族に手伝ってもらってようやく完成させたパズルもありました。

私にとってはパズルは、人生の一コマを思い出させる重要な要素になっています。

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 「一日一句」

千ピース 時間つぶしか 春の宵



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