新宿にある老舗の和菓子屋さん「追分だんご」でお団子を買って、すぐお隣の新宿御苑で食べよう、という若い着物ともだちのお誘いに乗って、出かけてきました。
「追分」とは街道の分岐点という意味です。ここは、江戸時代に整備された五街道の甲州街道と、新宿から多摩方面に行く青梅街道の分岐点であったことから、「新宿追分」と呼ばれるようになりました。
まずはそちらのお店でお団子を仕入れましたが、さすがに追分団子、種類が豊富で、何種類もありました。季節ごとにいろいろ変化をつけているようです。どれも美味しそうで、選ぶのに苦労しました。
さて、新宿御苑の正門に到着。私はシニアなので、一般の半額料金で入れました。
まず目についたのは、黄色い蝋梅。
梅はまだぼちぼちかな。
こちらは日本庭園。お天気が良くて、最高のシチュエーションでした。
「上の池」にかかる橋も、しっかりと写してきました。
こちらは昔の御涼亭。角のある建物が、何となく中華風でした。
散策する着物ともだち。お二人とも、ブーツ姿でした。
いよいよ、待望のお団子タイム。休憩所で一休みしました。
私は3種類のお団子をいただきましたが、若い人たちは、五本食べていました。すごいな。甘酒も美味しかったです。
おしゃべり休憩したあとは、またお散歩。
こちらは巨大なユリノキ。見上げるような大木でした。
ペーパーホワイト?
私の好きな乙女椿。
後ろの建物は、昔の洋館ですね。かつて皇族が来園された時のお休み所です。
ここ2年ほど、コロナ禍のため、お友達と会う機会も控えていましたが、久しぶりに樂しく過ごせた祝日の午後でした。
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この日の装い。
ストレッチの木綿着物。とても暖かいのです。
帯は、帆掛け船。買う予定もなかったのに、お店の人になんだかおだてられて、予定もなかったのに買ってしまった帯です。
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「一日一句」
梅さくら 満開までは ちと早い
2 件のコメント:
としちゃん、新宿御苑にいらしていたのですね。追分団子大好きです。
御涼亭は完全に中国スタイルなのですよ。昭和天皇のご成婚を祝って当時の台湾在住邦人の有志の方々から寄贈された建物で、日本人の設計ですが、福建省の建築様式とのことです。本格的中国風建築の日本における数少ない建物として、貴重なものだそうです。
私はこの日は鳥を追いかけて目黒の自然教育園にいました。調布ではなかったわ。
木綿のキモノいいですね。船の帯もワクワクします。
新宿御苑の御涼亭は、昭和天皇のご成婚記念ということは、かなり古い建物ですね。上まで登って見たかったですね。
私達はミーハーなので、カンカンのように植物観察は適当でした。
そうそう、梅の木には、メジロちゃんがいて、逆立ちして蜜を吸っていましたよ。
帆船の帯は一目惚れで買いましたが、長すぎて、結ぶのに苦労します。
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