2022年10月26日水曜日

眼鏡の話

 私の目はもともと左右の視力がだいぶ違うのですが、このところ左目は遠くが見えにくくなり、反対に右目は近くが見えづらくなってきました。

こちらの写真ですが、下は今までの私の眼鏡と、上はついでに夫の老眼鏡。

それで眼鏡屋さんであれこれ検査をしてもらいました。

老化現象だと思うのですが、視力というよりも、左右の目の焦点がうまく合わないのだそうです。つまり目の筋肉が衰えて、ぎゅっと一点にまとまらないようでした。目の年齢は60歳だということでした。

見づらいままでは困るので、お店に貼ってあった大谷さんのレイバンのサングラスのポスターに惹かれて、新しく眼鏡を作ってもらうことにしました。

中学3年のころからかけ始めて、これまでいくつ眼鏡を作ったことでしょう。

また18歳から48歳くらいまでの30年間は、ハードコンタクトレンズのお世話になっていました。ただし年齢とともに近眼はかなり治ってしまいました。

ということで、私はふだん家の中にいる時は、ほとんど裸眼で過ごしています。裸眼でもテレビは見えますし、新聞も裸眼で読む方が楽なのです。

ただし車の運転はしないこと、初めて会う人や初めて出かける場所に行くときは眼鏡は必要、映画の字幕や芝居に出てくる役者さんの顔ははっきり見たいということを伝えておきました。

そして新しい眼鏡ができたので受け取りに行って、眼鏡をかけてみましたが、まるで見えませんでした。

というのはその眼鏡は遠近ではなくて、中近とでもいうのでしょうか、手元ははっきり見えても、遠くはほとんど見えないタイプだったのです。それでは困るので作り直してもらうことにしました。

眼鏡のレンズによってこんなに差があるとは!

その後、家で引き出しの整理していたら、かなり昔に作った眼鏡がでてきました。フレームが気に入らないのであまり使っていなかったのですが、かけてみると遠くも近くもとても良く見えたのです。

なんだ、新しい眼鏡を作り変える必要はなかったのですね。

高いお金を出して新しい眼鏡を作ってしまい、もったいないとは思いましたが、仕方ありません。

ちょっとお馬鹿な体験をしてしまいました。

おまけの写真は、最近の富士山です。急に寒くなってきて、雪景色になりました。


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「一日一句」

秋寒や 真白になりし 富士の山


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