私は、行ったことのない場所へ出かける時は、必ず事前に地図で周囲に川がないか、橋はないかを確認します。
今回は世田谷区上野毛にある五島美術館に行ったのですが、周辺には川のない橋と、チョロチョロ小川にかかる橋がありました。
スタートはこちら。東急大井町線の上野毛駅です。
「川のない橋」というのは、橋の下には川ではなく、東急大井町線が走っていました。つまり鉄橋ですね。
最初は「上野毛大橋」。このあたり、環状八号線に面していて交通量が多いので、車に気をつけながらさっと写真を写したので、こんな写真になってしまいました。
橋の脇から下を眺めると、こんな感じでした。
富士見橋の先には、早雲橋があるはずでしたが、この先は道が行き止まりになっていて、仕方なくそこで左折して、この日の目的地である五島美術館を目指しました。ここで学芸員によるレクチャーを受ける予定でした。
ただレクチャーの開始時間にはまだ早かったので、美術館を素通りして、なんとなく川がありそうだ、という感を頼りに、坂道を下ることにしました。
かなり急な坂でした。こういう場所は下に行くと、水が流れている可能性が高いのです。
右手には稲荷神社がありました。
公園の入口には階段があり、中に入れば面白そうなところでしたが、着物姿ではちょっと厳しそうなので、諦めました。
丸子川のようです。丸子川というと、多摩川の支流なので、もっと太い川を想像していたのですが、ちょっと意外でした。
こちらの橋は「稲荷橋」。先程の神社から名付けられたのでしょうね。
橋の下を流れているのは、丸子川のはずですが、ドブというか、チョロチョロした流れでした。
そして橋も、その奥にある住宅に渡るためのもので、家一件ごとに橋が作られたのではないか、と思うほどたくさん並んでいました。
ただし、名前がある橋と、ない橋が混在していました。こちらは名無しの橋です。
こちらでは「紫式部日記絵巻」についてのギャラリートークがあるのでやってきたのです。
その話はまたのブログで。
今回歩いたコースはこちら。上野毛駅に掲示されていた地図を加工しました。
*******
「一日一句」
チョロチョロと 流れる水も 多摩川に
0 件のコメント:
コメントを投稿