今日はとても贅沢な時間を過ごすことができました。
まずは、地元の画家・イラストレーターである新目惠さんの個展へ。彼女の描く植物や風景がとても好きなのです。水彩画による澄んだ色、生き物に対する深い愛情、小さな日常生活の大切さを教えてくれるような素敵な絵を生み出している画家さんです。
表参道のギャラリーで開催されていました。初日の早い時間にお邪魔しました。
ギャラリーの壁一面に絵画があり、一気に惠さんワールドに引き込まれました。
本のカバーや、挿し絵もたくさん描かれています。
我が家の壁に飾る絵を探していたのですが、こちらのピンクの薔薇の絵にしました。おばさんにはちょっと少女趣味かもしれませんが、この優しい感じが好きなのです。
そしてこちらの絵をオーガンジーにプリントしたスカーフも購入しました。首筋がちょっと寒いときに、くるんと巻いて使いたいと思っています。
絵画に満足した後は、近くのアフタヌーンティーのお店で、こちらのケーキのセットをいただきました。
マロン、無花果、マスカットなどが乗っているケーキでした。
その後は地下鉄で銀座まで。
松屋できもの市をしていることを思い出して、行ってみました。
オーソドックスな着物、ルミロックやトリエなどの最新オシャレ着物、デニム着物、リサイクル着物などが売られていたので、チラチラと様子を眺めてきました。
私も一時は着物の催し会場に行くと、必ず何か購入していましたが、コロナ禍の後は着物熱もちょっと冷めたかな。
その後は、道明の組紐作品展へ。
年に一度開催されるようですが、本当にすばらしい作品が展示されていて、圧倒されました。
facebookで繋がっているYさんの受賞作品も拝見させていただきました。
私が習っている地元の組紐教室では、紐を使って額縁などを作る方が多いのですが、こちらは殆どが帯締めでした。
ため息がでるほど繊細で立派な作品ばかりでした。
作品は撮影禁止で、この角度からの撮影のみOKでした。
その後、「帯と帯締めの取り合わせ」の解説がありました。
モデルの方はグレーの着物に、白っぽい帯を締めていましたが、この方にいろいろな帯締めを当ててみて、どれが良いかを具体的に説明していただきました。
もちろん季節や場面によっても異なり、一概に言えませんが、大切なのは色のトーンを合わせることだそうです。
そしてポイントとしては
◯帯締めの色は、着物の色と合わせないほうがよい。
◯帯締めの色は、帯の地の色と合わせないほうがよい。
◯帯の模様の中で、一番分量が少ない色に合わせるとよい。
ということのようでした。
モデルさんは、左右がピンクとブルー、真ん中が白の帯締めをしていましたが、年齢が上で、グレイヘアーの方でも、こういう帯締めが似合うのか、と思いました。
いろいろと勉強させていただきました。
ということで贅沢な時間を過ごした日でした。
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この日の装い。
とてもお天気の良い日でしたので、10月ですが単衣着物にしました。
新目さんの描く絵画のイメージに合わせて、淡いブルーの着物にしました。
帯は染帯ですが、実はふにゃふにゃしていて、お太鼓がきれいに決まらない帯です。
帯締めは秋っぽくオレンジ、茶色、緑色のものにしましたが、これで良かったのかちょっと自信がありませんね。
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「一日一句」
美の世界 憧れ膨らむ 秋模様
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