2023年12月18日月曜日

【次太夫堀・六郷用水 21】蛸の手

このところ、玉川上水と六郷用水を交互に歩いていたことが多かったので、ブログがたまってしまいます。

それぞれおもしろい見どころがあるので、詳しく説明しようとすると、だんだん遅れてしまいます。

今回は、六郷用水の最終地点に近い「蛸の手」というところを中心に報告したいと思います。

「蛸の手」はJR蒲田駅の近くにあります。

こちらは周辺の地図ですが、用水の跡のような雰囲気は見えませんね。

六郷用水は、まっすぐに流れる川崎の二ヶ領用水とは異なり、あちこちで分水が生まれ、大田区内を網の目のように広がっています。

またこの地域は工業化が進んだため、かつての用水はドブ川となったり、その後に埋め立てたりして、今歩いてみても、ひと目で用水だったと分かるところは少なくなっています。

そのため、歩いていてもあまり面白い場面に巡り合うことが少ない場所です。

前置きはこれくらいにして、今回もまた蒲田駅に降り立ちました。

そして西口に向かい、以前も通った西蒲田公園を通り過ぎ、案内板を目当てに歩きました。


そして、こちらの地図の中で、左側の少し上に「蛸の手(分水点)と赤く書かれている場所を目指しました。

最初の目印は八幡神社でした。


赤い鳥居が目立っていました。


そして環八沿いをどんどん歩いて行きました。ただし、あまり面白い道ではありませんね。


その後、大田区が発行した地図を眺めながら歩いていきましたが、気がついてみると、前に来たことのある場所でした。

多摩川線の踏切のあるところでした。

なんということでしょう。

こちらのコンビニは以前、トイレを借りたのでよく覚えています。


どうもツイていないですね。

仕方なく回れ右をして、また環八を戻りました。

そして金剛院を過ぎました。
お寺や神社は、目安になります。


どんどん歩いて、大田区のかなり南の方に来ました。

道路が四方八方、あちこちに分かれているのです。
そこが「蛸の手」だと思いましたが、それは別のものでした。

そしてようやく本物の蛸の手にたどり着くことができました。

案内板で確認できました。

ただしこの平らな道路をカメラに写すのはすごく難しくて、諦めました。

蛸の手の周囲は、現在はJR蒲田電車区になっているところでした。

電車がたくさん並んでいました。



周囲には小学校、中学校、高校、区民センター、保育園などが並んでいる地域でした。


こちらは少し歩いたところにあるJRの踏切。京浜東北線と東海道線が通ります。


第一京浜まで来ました。


京急本線の下をくぐりました。

この日は、本当に頭が冴えない日で、あちこち無駄足ばかりかかってしまいました
OKストアの雑色店です。

この先も、なんだか間違えてばかりで、あちこち行ったり来たりしました。

用水の跡もないし、目印になるものがないので、スマホのグーグルマップを頼りましたが、コンビニなどは記載されているのに、昔ながらの神社などは見つけにくいですね。

ほんとうに嫌になってしまいましたが、今更、近くには駅はないし、仕方なく、六郷水門を目指して歩き続けたのでした。

この後、続編があります。

*******

「一日一句」

この道は ぼやきばかりの 蛸の手よ

0 件のコメント: