2019年10月22日火曜日

リベンジ着物

先日、「明日は26度になるでしょう」という天気予報がありました。

それを信じて、翌日の着物のコーディネートを考えました。
トンボの絵柄の青い半襟を、今シーズン最後にどうしても付けてみたいと思ったのです。
そしてその紺色の半襟に合わせて、薄手の白っぽい米沢紬の単衣と、青の博多帯風の名古屋帯を用意しておきました。
全体が白と青のツートーンで、ちょっと涼しげな雰囲気にするつもりでした。

ところがその日の朝になって、その着物を着てみると、どうもスースーして肌寒いのです。
おまけに色も寒そうに見えました。
天気予報も「曇りがちで22度くらいでしょう」と変化していました。

あまり寒そうに見えるのもまずいと思って、ちょっと地の厚い縦縞の青緑の紬に変えました。
となると用意していた青い帯も合わなくなりました。
それで、パッと思いついて、いろいろな色の混じったポップな帯にしてみました。

その組み合わせがこちらなのですが、どうも落ち着きません。
(おまけに折りジワがついていて、みっともない)


おまけに3割増しのデブに見えます。
でももうこれ以上、着替えるのは面倒になり、そのまま外出してしまいました。


ところが、変な組み合わせで着ていたので、一日中、落ち着かず、早く脱ぎたいと思うばかり。
家に戻ってサッサと脱ぎました。

さて、この着物姿をfacebookにアップしたところ、着物友だちのSさんがするどい指摘をされました。
「なんかおかしいと思ったら、半襟を着物と同系統に合わせると落ち着く」というのです。

そうなんですよね、紺色の半襟を使ったがために、そこだけ妙に浮いて目立ってしまっていました。

ということで、もう一度リベンジすることにしました。

半襟は白(淡いベージュ)にして、帯も白地の染め模様のものにしました。

少しはすっきり見えるでしょうか。


 帯揚げと帯締めは、前と同じです。


半襟は大事だと、つくづく思いましたね。

そして学習したこと。
私には多色づかいのコーディネートは似合わない。
ポップな模様もあまり似合わない。

着物や帯に使用する色は、せいぜい3色ほどにまとめるのが、私の場合、少しでもすっきりと見えるコツかもしれません。

派手派手なのが似合う人が羨ましいです。

2 件のコメント:

あるばとろす さんのコメント...

私は半襟はもっぱら白です。皆さんの半襟おしゃれは見ていて楽しいのですが、自分にはどうも似合わないのです。もっと痩せていたらいいのかもしれません。😆

おおしまとしこ さんのコメント...

半襟の好みは人それぞれですね。
時代によっても、用途によってもさまざまです。
あるばとろすさんが白半襟がお好きというのは、
髪の毛の色とマッチしているのでしょうね。
それとは別ですが、私は色足袋というのがどうもダメですね。
他の方が履いているのを見ると、可愛いし、汚れが目立たなくて良いとは思いますが、
自分ではなかなか色足袋に手が出ません。