さて、静岡観光バスのラストは「清見寺(せいけんじ)」▼でした。
ここは静岡市から、かなり東側に位置したところにあります。
今から1300年ほど前に建てられたという古いお寺です。
その後、時代が下り、戦国時代になると荒れ果ててしまったそうですが、今川義元の支援を受けて復興したそうです。
徳川家康が、少年時代、今川家に人質に取られていた頃、この寺で学んだということで有名です。
家康は、その後、大御所となって駿府に住むようになってからも、何回も訪れた場所ということでした。
明治天皇や大正天皇も宿泊されたという、由緒あるお寺です。
私が面白いと思ったのは、この寺は、なんと境内の中に電車(東海道線)が走っている、ということでした。
下の写真は門の外から写したのですが、中央の横に見える白い部分は、電車の走るところです。
信じられませんよね。
私たちがお寺にいる間にも、何分間隔で、電車が通過しているところを見ました。
これは貨物列車ですね。
海も近くに見えました。
他にも、「血天井の間」とか、見どころが多いお寺でした。
またお庭も広くて、よく手入れがされていました。
ツツジやサツキが美しいそうです。
ゆっくりとしたいところでしたが、前にも書いたように、交通事故の影響で、早く切り上げて戻らないとなりませんでした。
また私も帰りの新幹線を予約していたので、その時間に乗れるかどうか気になって、清見寺では気もそぞろでした。
なんとか無事に静岡駅に戻ることができて、予定通りの新幹線に乗れました。
(この項、続きます)
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