2019年10月18日金曜日

世代を超えた能・狂言 その2

「世代を超えた能・狂言 その1」▼の続きです。

その1の二日後には、国立能楽堂で「能楽研修発表会 青翔会」▼を見ました。


平成生まれの研修生、研究生たちが中心の舞台でしたが、後見には有名な方も並んでいらっしゃいました。
そんな大先輩が後ろに座っていらっしゃるのは、さぞ緊張するだろうなと思いました。

こちらの会はもう20回も続いているそうです。
現在、ご活躍の方の中でも、ここから飛び立った方もたくさんいらっしゃることでしょう。

「熊野(ゆや)」「船弁慶」などの仕舞がありましたが、若者のきりりとした姿は良いですね。
羽織はかま姿が美しかったです。
狂言は「仏師」
能は「乱」でした。これは「猩々」として有名なものですが、酒を飲み、舞を舞うところは特別な「乱れ足」という動作をするので、修練が必要な能だそうです。


驚いたことには、平日の昼間だというのに、会場はほぼ満席だったことです。
料金が安く、また出演者の関係者も多かったとは思いますが、こんなにたくさんの能楽ファンがいらっしゃるということに、びっくりしました。

この日は、能楽堂の近くにある素敵なカフェで、食事をしながら、事前に能のレクチャーを受けました。


「和結の会」▼を主宰されているOさんが、レクチャー付きの能鑑賞を企画されました。
Oさんの鼓の先生がチケットを取ってくださったおかげで、おかげでとてもよい席で見ることができました。

レクチャーでは、いろいろと資料をご用意いただき、能や能舞台について分かりやすくお話していただきました。
またそれぞれの番組の内容紹介と見どころを教えていただきました。

ランチには早い時間でしたが、しっかりといただきました。


能楽堂で記念撮影。
後ろの松が良い感じ。


着物友だちのKさん、Uさんとご一緒に。


Oさんのお洋服や靴、素敵なデザインでしたが、どこで求められるのかしら。


中庭もステキ。


休憩時間には、こちらの展示を拝見しました。


この日の鑑賞については、「和結びの会」のブログ▼でも紹介していただきました。

ということで若い人たちの舞台を拝見して、清々しい気分になれました。

おまけの画像を一枚。
国立能楽堂近くの新しい国立競技場です。
ほぼ完成していました。


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この日の装い。
京都のリサイクル着物屋さんの小紋を、ネットで見て購入しました。
ポリ着物です。


ネットでは焦げ茶に見えたのですが、手元にとどいたら淡い紫色でした。
でも、意外とみなさまに好評でした。


帯は「その1」の時と同じ薄いベージュの帯です。


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