去年から、素人ばかりでスタートした「源氏物語を楽しむ会」ですが、月一開催を続けて、ようやく10回目となりました。
参加者が「源氏物語」の原文を読み、そして別の参加者がその部分の現代語訳を読む、というだけの読書会ですが、少しは進歩したかしら?
今回は、3年ぶりに明石から都に戻った光源氏についてでした。
この人は、ほんとに懲りない人というか、いまだに女性を見ると、ついついちょっかいを出してしまう人のようです。
本妻格の紫の上とも愛し合っているのに、明石の現地妻である明石の君のことも忘れられない。
それぞれに良い顔をしています。
紫の上には「明石に子どもが生まれたからと言っても女の子だから、たいしたことはないよ」と言い、
明石の君には「早く都へ来て、一緒に暮らそう」とそそのかします。
彼女の赤ちゃんに、乳母を雇いましたが、その女性にもちょっと気があるようでした。
昔付き合った尚侍にも、未練がましい様子でした。
今どき、こんな男性がいたなら、どうなのでしょうね。
政府の重要な役職についていて、超ハンサムでお金持ち。
やはり、なびく女性は多いのでしょうか。
ただし、私たちの間では、光源氏さんは、あまり評判はよくないのですが。
読書会は集会所の和室で行っていますが、この建物にはすてきなテラスがあります。
お花もきれいに植えられています。
なんだかビールでも飲みたくなるようなところです。
いつもお世話になっている「平安大辞典」を手にしているところです。
「継続は力なり」と言われています。
「源氏物語を楽しむ会」も、ぼちぼちと続けていけたらいいなと思います。
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この日の装い。
10月になったというのに、気温は30℃近くありました。
ということで、浴衣にしました。
菊の花の模様なので、10月でもまぁ良いか。
帯は着物友だちから譲っていただいたもの。
浴衣でも暑かったです。
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