その日は3連休の中日で、お天気も良く、外出して、思いがけず多くの人に出会いました。
その後、10日経ちましたが、今のところコロナウィルスには感染していない様子です。
それでも多少の不安は残ります。
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今回の熱海散策に行ってみたいと思ったのは、「起雲閣」▼が予定に入っていたからです。
これまで、熱海に行く予定があっても、ここはパスしてしまうことが多かったのです。
それで今回は是非、実現させたいと思いました。
起雲閣は、大正8年(1919年)に、内田信也という人の別荘として作られました。
この人は、船舶業の成金だった人だそうですが、政治家としても活躍したそうです。
その後、大正14年(1925年)には、鉄道王(東武鉄道社長など)の根津嘉一郎に渡り、「根津熱海別邸」として、洋館や庭園が整備されました。この方は根津美術館の創設者としても有名な方ですね。
戦後の昭和22年(1947年)には桜井兵五郎という人が、旅館「起雲閣」として開業するようになりました。
そこには山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治といった日本の代表的作家が利用していました。
そして彼らがここに宿泊して、数多くの作品を執筆したということです。
その後、平成12年(2000年)に、熱海市のものとなり、現在では一般公開されています。
中に入って見学をスタートしました。
とにかく豪華で広くて素晴らしいところでした。
お金持ちのスケールの大きさに驚きました。
洋風応接間。
和風庭園。
お庭には、ちょうど桜がきれいに咲いていました。
ローマ式風呂なんてのもありました。
天井も素晴らしい。
かつて文豪たちが宿泊した部屋。
どこも絵になりましたね。
ということで、素敵な背景をバックに、みんなでお互いにスマホ撮影大会となりました。
玄関にて。
窓際にて。
桜の木の下で。
こちらは、アンティーク家具の鏡で自撮り。
ということで、みんなは豪華な建物に満足して、熱海駅まで向かったのでした。
(この項、続きます)
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