2020年3月24日火曜日

荻窪散策 4.大田黒公園

荻窪散策として「荻外荘」▼「角川庭園」▼を廻ってきましたが、もう一つの「大田黒公園」を合わせて、「荻窪三大公園」と名付けられているのだそうです。


それぞれの場所は、お互いにそれほど遠いところではありません。
歩いて数分以内のところでしょうか。

さて大田黒公園は、子供のころからよく知っている場所で、鬱蒼とした森のようなところで、とにかく広いところでした。

ここは、私の意識の中では、「公園」というよりも、「大田黒さんのお屋敷」というイメージが強いところです。
ちなみに大田黒さんというのは、大田黒元雄さんという音楽評論家の方です。
当時は「話の泉」というラジオ番組に出演していたおじさんという印象の方が強い方でした。
この番組は、たしかクイズ形式の番組だったような気がします。
当時は、一台のラジオを囲んで、家族だんらんをしていたのでした。

立派な門をくぐると、お寺のような雰囲気でした。


大田黒さんは、私が子供の頃はまだこちらに住んでいらっしゃりご存命でしたから、もちろんお屋敷の中に入ることはできませんでしたが、お亡くなりになった後、1981年(昭和56年)に杉並区に寄付されて、現在は「大田黒公園」として一般に開放されています。


杉並区のパンフレットによると、この公園は広さが約2700坪とのことです。
広いですよね。


イチョウ並木の他に、ケヤキ、マツ、シイノキなどの大きな樹木が鬱蒼と茂っている場所です。


ここには記念館もあり、大田黒さんが愛用していたピアノや蓄音機も残されているようです。
お茶室もあり、杉並区の住民は利用できるところです。


(この項、続きます)


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