2020年3月11日水曜日

こんな時でも「スク☆ハジ」ライブ

先日、私の好きな三味線ユニット「スク☆ハジ」のライブに出かけてきました。


現在、コロナウィルス感染防止のため、さまざまなイベントが中止されている中、このライブもダメかなと思っていましたが、ホームページを見ると、催行されるとのこと。
前売り券がダメにならないで、ホッとしました。


会場は、日本橋三越近くにある「お江戸日本橋亭」▼でした。
なんと、私の自宅から会場まで、私鉄も地下鉄も、電車はすべて楽々座れました。
それも行きも帰りもでした。
いつもは満員電車で座れることもないのに。
それくらい、都心には人がいなかったのです。

こちらは地下鉄の三越駅から外に出てきた日本橋周辺の風景です。
あまりに人が少ないので、思わずカメラに写してしまいました。
「死んだ町」といった感じでしたね。


そんな世の中の風潮にも関わらず、「スク☆ハジ」のお二人には、いつものように楽しい演奏を聞かせていただきました。


いろいろな曲を演奏されましたが、私の好きな「合方特集」が良かったですね。
今回は、「上調子」が入る曲が多くて、華やかで軽やかな雰囲気が出ていました。
私が今習っている「秋の色種」の演奏もあり、嬉しかったです。

ゲストの松永鉄文智さんの唄が入った「外記猿」も良かったですね。
これは猿回しの唄ですが、そのため、名乗りの部分もあまり朗々とせずに、愛嬌のあるように唄うのが良いのだとか。

いつものように掛け合い漫才のようなお二人でした。
鉄駒さんはかなりリラックスしていたのか、途中で楽屋に戻り、爪のやすりを持ってきて、舞台の上で爪をといでいました。
なかなかできるものではありませんよね。
トークをしているところ、左が鉄駒さん、右が鉄六さんです。


今回はコロナウィルス感染予防のため、席と席の間を少し間隔をあけたり、また休憩時間には換気をするために、ドアをあけ放っていました。
またこんなアメや、マスクも用意されていました。


いろいろと気配りのあったライブでした。
スクハジのお二人さま、お疲れ様でした。


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この日の装い。

小雨が降って寒い日でしたので、暖かいストレッチ木綿の着物にしました。


帯は、護国寺の骨董市▼で見つけた百円のウールの帯。
たれ先のフリンジが可愛いでしょ。


ミツウロコの半襟は、魔よけのつもりです。

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