2021年5月30日日曜日

府中用水を歩く(京王多摩川)

京王多摩川駅近くから始まり、かつて府中用水として使用されていた小道は、現在は「多摩川第二緑道」と呼ばれています。

ここは、今から30年以上前、まだ幼児だった娘を連れて、よく遊ばせた場所です。

車はもちろんのこと、自転車も通らない小道で、小さな子どもを自由に遊ばせるには、最高に安全な場所でした。

この日は、お年寄りが散歩していました。

入り口に見える両側の大きな石は、かつて橋でもかかっていたのでしょうか。

去年の春、コロナによる自粛生活が始まった時から、よくこの小道を歩くようになりました。

周囲の樹木は、椿から始まり、梅や桜、ツツジ、紫陽花など季節ごとに美しい花が見られるのも魅力的な小道です。

そしてコロナ禍が1年以上も続き、2度目のシーズンとなってしまいました。

今まではあまり気づきませんでしたが、小道の両側には、このような石の囲いがありました。これも用水に使用されていたものかもしれません。


植木鉢としては、なんだか出来すぎの感じがしますね。

今回の散歩は、多摩川第二緑道から足を延ばし、桜堤の美しい道をたどり、多摩川の土手の下を歩き、そしてお隣の狛江市まで行ってみました。

その後は、ハケと呼ばれる断崖下の道を通り、出発地点まで戻るコースを考えました。

結果として、約2.5時間かけて、8.7キロほどを13,000歩ほどで歩きました。

今回のブログでは、狛江市の手前までをご紹介しようと思います。

こちらは、第二緑道で見つけたハート型のようなステージ風の階段?


入り口から数分歩くと、緑道としての道はいったん、なくなります。

第二緑道の出口にある、ちょっと不思議な三角形の広場。現在は「憩いの広場」になっていましたが、不思議な土地です。
何に使われていたのでしょうね。


この先は、用水の脇にある道を歩きます。水の中には、鴨が泳いでいました。


このあたりは、春には桜がとても美しいところです。

今まで気づきませんでしたが、名前のある橋を発見しました。「さくらはし」でした。あまりにもそのものすぎて、ちょっと引いてしまいましたが。


用水の両脇の桜がとても見事なところです。


この先は、用水のすぐ脇は通れないので、彫刻が並んでいる道を歩きました。


ここは長さが1キロあり、そこに9つの彫刻が並んでいます。


そして緑道の隣には、電通大の野球グラウンド、市民プール、スポーツスクールなどの施設が続きます。


市民プール。


用水にかかる橋はたくさんありましたが、名前のある橋はありませんでした。あくまでも渡るための道具という感じでした。


日活の撮影所の前を通過しました。


その後、こちらのイタリアンレストラン?で用水はいったん姿を消しました。ちょっと気になるお店でした。


多摩川の土手の下をしばらく歩きました。

左に見えるのは自然情報館。かつては保育園だったところです。


このあたり、新しくてきれいな住宅が並んでいました。

多摩川住宅に入りました。とても広いところです。


団地の風景です。
道路もとても広く、建てられた頃はさぞ人気のある住まいだったことでしょう。


ここまでは京王多摩川の駅から2キロくらいだったでしょうか。

調布市と狛江市の境ですね。この先は狛江市になります。

いままでは単にお散歩として歩いていた道でしたが、水の流れを追いながら歩いてみると、違った景色が見えるのでした。

(この項、続きます)

《2021年5月29日》

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一日一句

ご近所の 用水探して 歩く夏




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