夕暮れの東寺 ～京都～

昨年の１２月の京都です。

さとさんの写真の真似をして、京都の東寺の五重塔をセピア色にアレンジしてみました。


ふふ、私の下手な写真でもちょっと素敵に見えるかしら？

この日は１２月にしてはわりと暖かで、あちこち市内に出かけるのも楽でしたが、さすがに午後になると陽が陰ってきて、少し寒さを感じるようになりました。


東寺は京都駅の南側にあります。ここの五重塔は京都のシンボルですね。
高さは５５メートルあり、五重塔としては日本一の高さだそうです。

東寺が建てられたのは今から１２００年前とか。
「教王護国寺」とも呼ばれているお寺です。

そして唐で仏教を学んできた空海がこのお寺を賜ったそうです。
空海はその名前よりも、「弘法大師」と呼ばれるほうが有名ですね。

今では世界遺産として登録されている古都京都を代表するお寺です。


こちらの門を抜けると、正面に新幹線が走っているのが見えるのです。
中世と現代を結び付けるような場所で、私はこの場所を気に入っています。


まだ紅葉が少し残っていました。
東寺では毎月２１日には「弘法市」という縁日が開かれるそうで、暮れの２１日はこのあたりも大賑わいだったそうです。


以前、夏に来た時は、京都駅方面からからてくてくと歩いて来たので、五重塔の塔の先が見えたときにはほっとしました。

今回はさとさんの車で九条側から来たので、五重塔の全体がまずドーンと迫って見えて、五重塔はこんなに大きかったのかと感動しました。本当に迫力がありましたよ。

最近、いにしえのものが、いとおしく感じられる私です。

ＪＡＬがあんなことになったり、「さくらや」も閉店の憂き目にあう現代。
資本主義の結果と言えばそれまでかもしれませんけれど、でも日本には何代も続くお店や、古くから続く神社仏閣もあるのです。
伝統と言ってしまえばそれまでですけれど、どんな時代にあっても、それを守ってきた人々や支えて来た民衆がいた、人々の心の支えとなっていた、というのは素晴らしいものだとつくづく感じるようになりました。

東寺を後にして、京都駅まで戻ることにしました。


ちなみに、こちらは京都での買い出しの品。
もう全部お腹に入ってしまいましたが、エビ芋はおいしかったですね～。


他には祇園で和風のピアスを買ったりしました。

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こちらは、毎日のように東寺を写している日々是写真日和さんのブログ。
この日も、撮影にいらっしゃったそうですが、残念ながらすれ違いでした。

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２００９年１２月の京都旅行はこちらからどうぞ。
たった１泊だったのですが、長々と続いてしまいました。

　南座近く「松葉」のニシン蕎麦　

　友禅染のバッグ作り体験

　遊女の悲しみ　五條楽園

　了徳寺の「大根焚き」

　賀茂川界隈

　朝のお散歩「六角堂」

　朝のお散歩「三条界隈」

　京都のおばんざい「亀甲屋さん」

　琳派展「細見美術館」　

　まだ紅葉が見られた「糺の森」

　安上がりの旅「ホテルギンモンド」

　京のスイーツ「和洋の逸品」