深大寺は天台宗の古いお寺さんですが、最近は旅番組などでも深大寺近辺が取り上げられることもあり、「深大寺蕎麦」も有名になってきたかもしれませんね。
水に恵まれ、そば畑が広がっていたところです。
現在は、深大寺のお寺周辺に20件くらいのお蕎麦屋さんがあり、行列のできるお店もあるほどです。
こちらは水車小屋が目印のお蕎麦屋さん。
また高崎と並んで有名になってきた「深大寺だるま市」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私たち調布市民にとっては、深大寺はお蕎麦屋さんはもちろんですが、お正月の初もうで、除夜の鐘、深大寺ビール、深大寺恋物語、そして最近では水木しげるさんのゲゲゲの鬼太郎茶屋など、馴染みの深いところです。
また隣接する神代植物公園(じんだいの漢字が違います)は、幼稚園の遠足、春と秋のバラ、大温室など、市民の憩いの場となっています。
さてその深大寺ですが、最近は「深大寺鬼燈(ほおずき)まつり」▼として2009年から夏のお祭りが始まっています。
ほおずき市といえば、浅草寺が有名ですが、深大寺のほおずき市も境内でライブを行ったり、物産展を行ったりして、多くの人が集まるようになりました。
2013年は7月19日から21日までの3日間、開催されました。
いろいろなイベントが行われていましたが、私の目的は「手作り市」でした。
深大寺では毎月第三日曜日に手作り市が開かれていますが、今回はほおずき市の最中なので、いつもの会場に加えて、第二会場も追加され、多くのお店が出店していました。
浴衣で参加すると、ほおずきをプレゼントされるのです。
スタッフのお姉さんも浴衣でした。
手作り市は、とても素敵なお店が多いのですが、その中のいくつか気になったお店をご紹介します。
つまみ細工のお店「織紫庵」▼。可愛らしい簪を買いました。
こちらおの店は、ちょんまげ姿の(残念ながらカットされていましたが)方がご主人です。
日本刀を腰に下げてかっこいい。私も刀を持たせてもらいましたが、刀って重いんですね。
いつもは会社勤めをされていらっしゃるそうですが、着物姿が板についていらっしゃいました。
狼男さんもお店のお手伝いです。
私の水色の着物に合わせて、水色の簪を選んでくれて、帯に挿してくれました。
ショートヘアなので、簪には縁がないと思っていたのですが、こうやって使うといいですね。
こちらはユニークな文具やさん。好きな絵柄でリングノートを作ってくれます。
オリジナルなリングノートや便箋が専門のお店です。
私は鬼燈の一筆箋を買いました。
お煎餅屋さんも出ていました。
最近は柔らかいお煎餅が多いのですが、これは歯ごたえがありました。
お醤油の野田市から来ていました。
「七味唐辛子」入りがおいしいですよ。
詳細はこちら▼をご覧ください。
美人で接客名人の桐子さんと、ハンサムでカラーセンスの良いご主人がお二人で協力して開いている手づくりの野草エキスショップ「つみな」▼さん。
こちらは、「つみな」さんで写していただいた写真です。
すっきりと写していただいたので、プロフィール写真に使いました。
足元の黒いバッグが邪魔ですね。三味線のお稽古の後だったので、バチや教本などが入っている、大きなバッグを持ち歩いています。
あれこれ、ほおずき市の戦利品で溢れています。
緑の多い深大寺で、お店の人とおしゃべりをしながら、買い物ができるのは本当に楽しいですね。
お店の方の人柄や雰囲気が分かるので、「この人が作った商品」という安心感があります。
商品も、並べ方のセンスもレベルアップしてきたと思います。
とくに若い女性(子育て世代)がグループで運営しているお店の活躍が目立つように思いました。
櫓の下では、アフリカの音楽が楽しそうに流れていました。
「アフリカ屋」▼というお店の方です。
セネガル人(?)の少女の歌と踊り。
盆踊りの提灯と、アフリカの太鼓が良く合っていました。
私は若いときに、アフリカに住んでいたので、彼女の服や楽器など、とても懐かしく思いました。
地元・深大寺で開かれた「鬼燈市」のささやかなレポートでした。
企画運営をされたみなさま、出店されたみなさま、楽しませていただきまして、ありがとうございました。
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