2020年1月22日水曜日

第6回調布市伝統文化交流会

先日、「第6回調布市伝統文化交流会」▼が開催されました。


地元の和文化団体が出演しました。
尺八、日本舞踊、三味線、篠笛、そして和太鼓の会です。

会場はこちら。
市のホールです。


開演は午後からでしたが、私たちは朝から控え室に集合しました。

長テーブルに、三味線をケースから取り出したところです。
ずらりと並ぶと、ちょっと壮観ですね。


控え室で、助演のお唄の先生と合わせました。
この時は、みんなの三味線の音がバラバラで合わなくて、ちょっとどうなることかと思いました。


それから各自で練習をしました。

練習の合間に、替え手のIさんと一緒に記念撮影をしました。
Iさんはとても器用な方で、楽譜を乗せる見台など、すべてIさんの手作りなのです。


お昼のお弁当も用意されました。
けっこう多かった!


さて午後になり開演です。
まず市長の挨拶がありました。


こちらは地元の着物友だち二人の日本舞踊「官女」です。
お仕事で忙しい中、頑張ってお稽古をしたそうです。


今回は特別企画があり、プロの舞踊家と演奏家による「長唄 四季の山姥」が上演されました。
写真が小さくて残念ですが、とても素敵でした。
こちらの踊りの先生は地元の日本舞踊連盟の会長をされていらっしゃいますが、実は私も短期間ですが、お稽古をしていただいたことがあるのですよ。


右の手前は、私の三味線の先生です。


さて、私たちの三味線の出番になりました。
私たちは3つのグループに分かれて演奏しました。


こちらは「KOKI」という先生作曲の作品を演奏する直前です。
緞帳の裏側には、「火の用心」という文字が書かれてます。


こちらは「鷺娘」の演奏です。
助演の先生、お囃子の皆様方も参加されて、素敵な演奏になりました。
着物友だちが写してくれました。ありがとうございます。
みんな、練習の時よりもうまく演奏できたと思いました。


そのうちアルバムもいただけると思いますので、その時にでもまた、公開しましょう。

演奏が終わった時、地元の友人が舞台の脇まで駆けつけてくれました。
お芋のお菓子が、可愛い和紙に包まれていました。
嬉しいですね。


いろいろな団体が交代で出演しましたが、ほとんどの会で、小さな子供たちが頑張っていたのが印象的でした。
私たちの会にも5歳の女の子が長唄で参加していましたし、他のグループも、子供たちの活躍が素晴らしかったですね。
筝も尺八も日本舞踊も三味線も、多くの小学生、中学生、高校生が頑張っていました。 
将来が楽しみですね。

演奏の後は、ワークショップタイムとして、お客様にそれぞれの楽器を触ってもらいました。

プロの演奏家から三味線を習っているところ。
舞台の下では、和太鼓の体験をしています。


日舞の名取さんに、扇を習っているところ。
篠笛を習っている人たちも見えますね。


舞台の上で、日舞のお友達と一緒に。
出演が終わり、ホッとした顔をしています。


ワークショップの最後には、それぞれの楽器で「さくら」を演奏しました。
日舞もありました。

会場の片づけをして、終ったらもう外は真っ暗でした。

出演者のみなさま、一日中、お疲れ様でした。
そして会場に足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました。

来年の日程もすでに決まってるようです。

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この日の装い。

黄色い青海波模様の着物です。
演奏の時は、先生が黒の紋付なので、なるべく明るい色の着物にしています。


世田谷ボロ市▼で見つけた柿色の帯揚げをアクセントにしました。

どの帯にしようかと迷ったのですが、facebookでの友人たちからのアドバイスにより、金×黒の市松模様の西陣帯にしました。


この帯は「梅屋」▼さんのですが、マイサイズに仕立てていただいたので、締めやすくて助かっています。


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