なんと本館の常設展(文化総合展)は、18歳未満または70歳以上のシニアは無料で入館できるのです。
嬉しいですね。
今年は「高御座と御帳台」▼も特別公開されていました。
この展示に入る人たちは、すごい行列でした。
1時間待ちという表示が出ていました。
ただし、私は高御座にはあまり興味がないので、それは横目で眺めて、東洋館の地下にあるミュージアムシアター▼に行きました。
「日本工芸の名宝」という番組を上映中です。
ここは定員90名のミニシアターですが、大きなスクリーンに東博所蔵の文化財が登場します。
今回は「色絵月梅図茶壺」と「八橋蒔絵螺鈿硯箱」の二つでした。
茶壺は野々村仁清の作品。
江戸時代前期の人です。
この作品のすごいところは、当時は茶壺というのは何の変哲もない茶色の器が多かったそうですが、そんな時にカラフルな紅梅の絵柄を付けたこと。
画期的だったことでしょうね。
硯箱は尾形光琳の作品です。
光琳の燕子花の屏風は有名ですが、こちらの箱はそれと似たような燕子花が大胆に描かれていました。
どちらもとても美しくて、そして特別なカメラで細部まで拡大して撮影されていました。
うっとりして眺めてきました。
最後には記念撮影OKの場面もありました。
お正月だったので、特別のプレゼントまでいただきました。
クリアファイルです。
東洋館ではアジアの工芸品や仏像なども多く展示されています。
ほとんどが撮影OKなのも嬉しいですね。
こちらは中国の陶磁器。
とても美しいものばかりでした。
この日は、庭では和太鼓の演奏もありました。
東洋館の3階にはテラスがありますが、そこから見た光景です。
その後は東照宮にお参りしてきました。
上野駅周辺はどこも混雑していていましたが、美しいものを見ることができて、気分も良かったですね。
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この日の装い。
お正月限定の朱色の竹の銘仙です。
昔の、とても小さなレトロ着物なので、おはしょりが少ししか出ません。
帯は、元旦にも締めた七宝の帯。
意外と良い組み合わせだったと、自己満足しました。
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