2019年6月6日木曜日

2019初夏 京都 10 南禅寺

さて、琵琶湖疎水記念館を見学▼をした後は、近くにある南禅寺まで足を伸ばしました。


南禅寺は10年以上前、いとこ4人で京都旅行に行った時に寄ったのが最後です。
その時、いとこが、「泊まるのはきちんとしたホテルが良い」というので、都ホテルに泊まりましたが、南禅寺はホテルのすぐ近くにありました。
今の私は、ほとんどが一人旅なので、都ホテルのような高級なところを利用するチャンスはありませんけどね。

さて南禅寺は臨済宗のお寺で、京都でも屈指の格式をほこる五山の中でもトップクラスというところです。

南禅寺は今から730年ほど、昔の正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創されました。

石川五右衛門が「絶景かな」と叫んだという三門です。


立派な太い木が使われていました。
額縁のようですね。


絵になるでしょうか。


さて、その名門のお寺の敷地に、明治時代に、レンガ造りの琵琶湖疏水水路閣が作られました。
周辺の景観に配慮して、琵琶湖疎水を設計した田辺朔郎がデザインしたそうです。
全長93.2メートルの橋です。
お寺の境内に、こんな立派なものができて、当時の人はびっくりしたでしょうね。


イタリアかスペインにいるような錯覚がしてしまいました。


レンガ造りの門を正面から見ると、とても不思議な風景でした。


こんなに高いのです。


サスペンスドラマの舞台になるようなところでした。


アーチ型の中からみた風景です。
お寺とは思えませんね。
肝心の南禅寺にはお参りしませんでした。


最後にもういちど、三門の大きさを感じました。


この後は、また地下鉄に乗って、御池の方まで戻りました。

(この項、続きます)

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