2019年6月12日水曜日

鑑賞週間

先週は、あれこれと舞台やライブの鑑賞週間でした。
ざっとまとめてみました。
また、その時に着た着物もご紹介します。

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日曜日 長唄と講談「第3回 那胡の会」
    四谷    
    長唄:杵屋三澄那、東音海津紫乃、講談:神田阿久鯉
    都鳥、四季の山姥
    講談


阿久鯉さんの講談は、珍しく恋愛ものでした。
毎度、面白い!
川越の着物友だちのおじさまとご一緒に楽しみました。


和楽器に触れられる時間もありました。
こちらの小鼓には、「王将」の文字が書かれていました。


この日はそれほど暑くはなかったので、しけ引きという染の単衣着物にしました。
帯は、だいぶ前に地元の神社の骨董市で買ったものです。


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火曜日 東京喜劇「熱海五郎一座 飛べないスペースマンと危ないシナリオ」
    新橋演舞場
    三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、高島礼子、橋本マナミ 他


このシリーズは何回か見ていますが、毎回、お芝居よりも、終了したあとのフリートークが面白いのです。
(なんと安倍首相も先日、観劇されていましたね)
軽妙なお笑いタレントと、美人女優さんの組み合わせでした。


この日は、気楽に、「着物交換会」でいただいた楊柳の花柄小紋にしました。
帯は、だいぶ前に名古屋のコメ兵で買ったものです。


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木曜日 歌舞伎
    国立劇場
    解説「歌舞伎のみかた」
    「神霊矢口渡」
    中村鴈次郎、中村壱太郎 他
 

高校生のための歌舞伎鑑賞教室でしたが、彼らもとても楽しんでいたようです。
「神霊矢口渡」は、平賀源内が「福内鬼外」というペンネームで書いた脚本だそうです。
父と娘のお話ですが、父子共演でした。


解説役は中村虎之介。初めての役だったそうですが、とても分かりやすくて、高校生も喜んでいました。
また今回は、1分間だけ、舞台の撮影OKという場面がありました。
最後の1秒を写しました。
このようにしてSNSで発信して、歌舞伎ファンを増やそうとしているようです。


歌舞伎の中で、俳優が人形の動きを取り入れて演じる「人形振り」がありましたが、これがとてもすごくうまくて、みんな、中村壱太郎の演技に拍手喝采でした。


国立劇場の歌舞伎鑑賞教室は、お安い料金で楽しめます。
3階席でも、角度があるので、見やすい劇場です。

この日は、ちょっと奥様風に、水色無地のセオアルファ。
帯は桔梗柄の絽の帯。
地元のリサイクル品屋さんで、雨の日サービスで買ったものです。


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土曜日 能楽
    「石田節子のきもののお仕事」イベント
    長谷川晴彦
    能の解説と、能楽「通盛」の一部鑑賞
    


能楽師の長谷川さんは、ドイツ文学専攻の学生時代、クラブ活動で能を知り、そこから能を修行されたという経歴の方でした。
平家物語を家系図とともに、分かりやすく解説してくださいました。
歴史好きには、たまらないイベントでした。
長谷川さん、石田さんと一緒に写していただきました。


この日は、頂き物の藍色の夏着物です。
生成り色にオレンジのざっくり帯。
この模様は、ホウノキの花という説もあります。


あれこれ楽しめた週でした。
     

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