先日は、私が属している福祉公社の研修会に参加してきました。
今回は「高齢者疑似体験&車椅子操作研修」でした。
まずは室内に集合して、高齢者の疑似体験をしてみました。
参加者は高齢者ではありますが、みなさん、お元気な方ばかりです。その方たちが、足や腰、肩やひじなどに痛みがあったりする人の体験をしてみました。
このように手足に重りをつけました。1キロか2キロくらいですが、片方だけでも付けると動作が鈍くなりますね。
次は白内障や加齢黄斑変性などに罹っていることを想定した眼鏡をかけてみました。
視野が狭まり、色が黄色くなり、ぼやけてきました。明るい場所なら何とか歩けますが、薄暗いところは、歩くのも大変だと思いました。
その後は車椅子の操作を学びました。
いろいろな種類の車椅子がありました。こちらは介護度が高い人向けのもので、首や足がだらりとしてしまっても、支えがあり、また背もたれの角度が変わるものです。
こちらは歩行器ですが、ブレーキの掛け方がちょっと戸惑うのではないかと、感じました。
また体の大きな人には、座る部分が小さすぎるのではないかという疑問もでました。
このような福祉器具は、今ではほとんどがレンタルできるので、月に数百円で借りることができるそうです。
その後は、実際に車いすに乗って、室外へ出てみました。
二人一組になって、交互に乗る役と、押す役になりました。
自分で乗ってみると、ちょっとしたスピードでも怖く感じました。また1センチくらいの段差であっても、かなりガタガタと感じました。
私は、母が家に居たときは、車椅子に乗せて出かけていましたが、その時のことを思い出すと、もう少しゆっくりと歩いてあげればよかったのに、と反省しました。
このような機会に参加できて良かったと思いました。
こちらはツツジと、早くも咲いていたアヤメ?でしょうか。
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「一日一句」
白ツツジ 車椅子乗り 母想う
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