2021年4月8日木曜日

渡辺省亭展

美術館ブログが続きますが、今回は東京藝術大学大学美術館で開催中の「渡辺省亭展」です。

渡辺省亭(せいてい)のことは、去年、平成建設の藝大生の美術展▼で知って、どうしても行ってみたかったのです。

チラシには、「知られざる名匠」というサブタイトルが付いていましたが、有名な人でなくても、これだけ素晴らしい絵画を見られたのは幸せでした。

まずは上野公園の桜を見て、


この桜の木を左折して、

奏楽堂の桜を眺めて、

藝大大学美術館の入り口に辿り着きました。

展覧会場に入るまでだけでも、美しい春の風景を味わうことができました。

渡辺省亭は前のブログでも紹介しましたが、明治から大正にかけて活躍した画家です。

1878年に開かれたパリの万博を機に、その後もパリに滞在したそうです。パリではマネやドガなどの画家とも交流しました。

彼は日本よりも海外で認められた画家で、今回の作品も海外の美術館からの出展も多くありました。

また赤坂にある迎賓館の「花鳥の間」に飾られている七宝額の原画を描いていて、本当に美しい作品でした。この七宝は濤川惣助(なみかわそうすけ)という七宝作家が作品として完成させるのですが、とても大変な作業で、貴重なものでした。

いつか、迎賓館で本物を見てみたいと思います。

花鳥画というのは、その名の通り、花と鳥が描かれています。実は私は鳥は苦手なのですが、彼の描く鳥はとても上品で穏やかそうで、見ていても安心できました。

撮影OKの場所がありました。その部屋の外には満開の桜が見えて、絵画と実物の両方の花を楽しむことができました。

私も牡丹と一緒に写してもらいました。

ピンクの牡丹の花びらは、繊細な美しさが見事に表現されていて、今でも目に浮かびます。

こちらは我が家の近くに咲いていた牡丹。渡辺省亭の絵と良い勝負でしょ。4月上旬に咲いていました。今年はどの花も、開花が早いですね。

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この日の装い。

美しい絵画を見に行くので、ちょっとオシャレしました。

紫の地に、緑や白などの絞りで、花のように表している着物です。実はこれは福袋に入っていたもの。自分では選ばないような着物ですが、気に入っています。


帯は、着物を着始めた頃、近所の着物屋さんで、「見えないところにちょっとだけ織ムラがあるので、20万円を2万円にしますよ」と言われて買った帯。袋帯だったのを名古屋帯にしてもらいました。


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「一日一句」

上野にて四季折々の花に酔う



2 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

三田村君のFBにも載っていたので行きたいなと思っていたら、平成記念美術館で案内が置いてあったのですね。
芸大美術館は静かで好きな場所です。私も着物で行ってみようかしら?着物にちょうどいい季節も早く過ぎて行きそうですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

そうなんです、前に平成記念美術館に行った時に、このチラシをいただきました。
ひっそりとやっているのかと思っていましたが、このところ、NHKやfacebookでも宣伝しているので、人気があるようです。
いちど迎賓館に行ってみたいものだと思いました。
ぜひ、お着物で行ってみてください。