2021年4月23日金曜日

玉川上水を歩く その7 見えない上水路(上北沢~高井戸西)

このシリーズもだいぶ進んできました。

これまで新宿区、渋谷区、世田谷区、杉並区と、玉川上水路を上ってきました。

通過した地域は、ほぼ京王線に沿っていたので、もし歩き疲れてもすぐに電車に乗れる、という気楽さがありました。

ところが今回通ったところは、スタートは京王線の駅でしたが、そこから北西の方向に斜めに向かって歩き、井の頭線を目指す、というルートでした。つまり京王線の駅にも井の頭線の駅にも遠い距離を通るのです。それで歩き疲れても、すぐ電車に乗って帰るというわけにはいかず、最初は少しビビりましたが、お天気も良かったので、結果としてかなり歩きました。

この日のルートの報告は、2回に分けてご案内しますね。

本日のテーマは、「見えない上水路」になります。

さて京王線の上北沢駅から北に出て、甲州街道を渡りましたが、そこには前回まで歩いてきたような緑道はなくなっていました。

甲州街道の下になってしまったのか分かりませんが、とにかく目指すものがありませんでした。

それでもこういう水道局の看板があったので、この周囲に水道施設があることはたしかです。


スマホのMAPを頼りに、中央高速の脇の道を歩いて行きましたが、まず目についたのは大きな寺院でした。

ここは「東京身代り不動尊」▼というところだそうです。真言宗の不動尊で、平成14年に建立されたようです。


ただし、私が歩いた日は休館日だったので、ひっそりとしていました。

また高速道路の脇をずんずんと歩きました。日差しが強かったので、日傘を差して歩きました。


大きな保育施設が見えてきました。東京家庭学校というところの「上水保育園」▼でした。園児たちが、カートに乗せられてお散歩をしていました。


そこをまっすぐ進むと、環状八号線にぶつかりました。


中の橋交差点を横切ると、「歴史と文化の散歩道」という道になっていました。

この道には、神社や公園がたくさん並んでいました。

「第六天神社」▼という大きな神社です。


「杉並区立高井戸みどり公園」


「杉並区 昭栄公園」


カラフルな遊具がたくさんありました。

写真は撮りそこないましたが、この辺りで一番大きな施設は、「浴風会病院」▼です。私が子供のころから、名前の知られた施設でした。なんと1925年に創立されたそうです。戦前からあったのですね。

そして少し歩いて行くと、ものすごく広大な敷地が、ネットで囲まれているところがありました。土地の整備をしているのでしょうか。MAPで確認しても、どのような施設か分かりませんでした。


ごみ袋のようなものが放置されていました。


これから何の設備ができるのか分かりませんが、有効に利用してもらいたいものです。

その先の道は、こんなふうに整備されていました。人と自転車の道が分かれています。

このきれいな道を歩くのも、なんだかつまらないな、と思いました。

と、そこをちょっと横を見渡すと、こんな看板がありました。そうそう、こここそが、私が探し求めていた玉川上水緑道だったのです。

あー、見つかってほっとしました。


下を覗くと、川が流れていました。

このあたりは、地図で確認すると杉並区高井戸西あたりになります。

近くに鉄道は走っていないので、このままもう少し歩いてみることにしました。

続きはまたね。

《2021年4月21日》

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「一日一句」

日差し浴び やっと見つけた 上水路



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