このシリーズもだいぶ進んできました。
これまで新宿区、渋谷区、世田谷区、杉並区と、玉川上水路を上ってきました。
通過した地域は、ほぼ京王線に沿っていたので、もし歩き疲れてもすぐに電車に乗れる、という気楽さがありました。
ところが今回通ったところは、スタートは京王線の駅でしたが、そこから北西の方向に斜めに向かって歩き、井の頭線を目指す、というルートでした。つまり京王線の駅にも井の頭線の駅にも遠い距離を通るのです。それで歩き疲れても、すぐ電車に乗って帰るというわけにはいかず、最初は少しビビりましたが、お天気も良かったので、結果としてかなり歩きました。
この日のルートの報告は、2回に分けてご案内しますね。
本日のテーマは、「見えない上水路」になります。
さて京王線の上北沢駅から北に出て、甲州街道を渡りましたが、そこには前回まで歩いてきたような緑道はなくなっていました。
甲州街道の下になってしまったのか分かりませんが、とにかく目指すものがありませんでした。
それでもこういう水道局の看板があったので、この周囲に水道施設があることはたしかです。
スマホのMAPを頼りに、中央高速の脇の道を歩いて行きましたが、まず目についたのは大きな寺院でした。
ここは「東京身代り不動尊」▼というところだそうです。真言宗の不動尊で、平成14年に建立されたようです。
また高速道路の脇をずんずんと歩きました。日差しが強かったので、日傘を差して歩きました。
この道には、神社や公園がたくさん並んでいました。
「第六天神社」▼という大きな神社です。
写真は撮りそこないましたが、この辺りで一番大きな施設は、「浴風会病院」▼です。私が子供のころから、名前の知られた施設でした。なんと1925年に創立されたそうです。戦前からあったのですね。
そして少し歩いて行くと、ものすごく広大な敷地が、ネットで囲まれているところがありました。土地の整備をしているのでしょうか。MAPで確認しても、どのような施設か分かりませんでした。
その先の道は、こんなふうに整備されていました。人と自転車の道が分かれています。
このきれいな道を歩くのも、なんだかつまらないな、と思いました。
と、そこをちょっと横を見渡すと、こんな看板がありました。そうそう、こここそが、私が探し求めていた玉川上水緑道だったのです。
あー、見つかってほっとしました。
このあたりは、地図で確認すると杉並区高井戸西あたりになります。
近くに鉄道は走っていないので、このままもう少し歩いてみることにしました。
続きはまたね。
《2021年4月21日》
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「一日一句」
日差し浴び やっと見つけた 上水路
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